まもなくレムコとイネオスの契約が完了?
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雷鳴が轟いたかのように世界を激震させたユンボ・ヴィズマ(Jumbo-Visma)とスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)との合併話。現時点ではそれに向けた具体的な情報などはまだ何も発表されておらず、あくまで合併の可能性があるという段階でしかない。
しかし、おそらく両チームの選手はこれまでの契約が無効となり、合併後の新チームとの契約をやり直すことになるだろうし、そもそもまるまる1チーム分の選手やスタッフが解雇されるような状況と同じようなものであり、移籍市場が忙しいものとなるだろう。
ユンボのエースの1人プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)についてはすでに土曜日のジロ・デッレミリア(Giro dell’Emilia)のスタート前に本人から別チームへ移籍するとの発表があったわけだが、次に問題となるのがクイックステップのエース、レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)の動向だ。
この点につき、とある取材源がフランスのルキップ紙(L’Equipe)に対して、「レムコはイネオスとの間でもうすぐ契約完了という段階」と語ったようだ。
合併したとしても、レムコがツール・ド・フランスの絶対的エースになれるかはレムコの力をもってしても微妙なところ。ヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)がいるからだ。2番手に甘んじるような環境で走ることは、レムコの熱い性格からして考えにくいのではないか。誰もがそう考えていると思う。
そこでレムコ自身が絶対的エースとなり、しかもツール・ド・フランスで総合優勝を狙えるチーム力を有するチームとなればもはやイネオス・グレナディアーズ(INEOS Grenadiers)ぐらいしかないだろう。
今回のルキップ紙の報道はそうした周囲の予想どおりの話ではあるが、ある種「耳当たりのいい話」であるだけに注意は必要かもしれない。もし本当ならば、イネオスのジャージ姿のレムコというとても見慣れない姿を来年目にすることとなる。またレムコだけでなく他の選手も移籍が多くなるため、来年は選手の名前とチーム名を一致させるのにこれまで以上に苦労しそうだ。
確かに…合併したチームだとツールのエースにはなれないですからね…移籍かなと。イネオスに行くとなると、コンタドールさんの予想的中ですね。そして、ランダ選手はどうなってしまうのか、不安です。
ユンボとクイックステップが合併すればユンボ側の強力アシスト中心になりそうな気がするブヒね。
ただ年間のレース数も多いだけにランダの居場所もあるとは思うけど・・・
ツール・ド・フランス出場は難しいかな。
あとはランダがこの合併騒動を見てどう思うかブヒね。やっぱりもう一度エースとしてグランツールに挑戦したいと思いなおしたりするかも?