エガン・ベルナルがMovistarと契約をしようとしていた過去を明かす。「チームSkyは非人間的だったように見えた」
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イネオスのエース、エガン・ベルナルは2022年の年始早々にTTトレーニング中に停車していた大型車と衝突し選手生命を脅かす大怪我をするも、そこからついに復活。今ではグランツールを完走できるレベルにまで回復している。そして来年のツール・ド・フランスでは総合争いをすることが目標だ。
→関連過去記事:エガン・ベルナルが大腿骨の骨折か?バスと衝突し病院へ搬送。
そんな彼がスペイン語のポッドキャスト「Táchalo」に出演し、チームSkyと契約する前にMovistarとほぼ契約するところだったと明かした。
そのポッドキャストはYoutTubeでも動画としてアップされている。それがこちら。
ベルナルが語るには、Movistarと契約しようとしていた理由の1つはチーム内で使われる言語にあったようだ。ベルナルはコロンビア人。南米での言語というと大雑把にいえばブラジルだけがポルトガル語、それ以外はスペイン語という感じに二分される。それゆえコロンビアもスペイン語。Movistarはスペインチームなのでスペイン語。よってベルナルには都合が良かった。やはり最初のチームは自分がとけ込みやすいチームのほうが安心というのは十分理解できる。
そして2つ目の理由はコロンビアのヒーローであるナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)が当時Movistarにいたことだ。
一方でチームSkyについては、「非人間的」という印象だったらしい。これは当時のチームSkyがトッププロチームとしては歴史上初めて?、サイコンなどを使いすべてを数値化・データ化して可視化し、データが走りを決めるという方針を徹底していたことで外部からは「ロボットみたい」とか思われてたことが影響しているだろう。
それではなぜそんなチームSkyを選んだのか?それはベルナルいわく、チームSkyが当時最強のドリームチームだったから。特にツール王者のクリス・フルーム(Chris Froome)と走りたかったかららしい。