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今年のツール・ド・フランスでマーク・カヴェンディッシュは落車による骨折リタイアのため、残念ながらツール最多勝記録の更新とその単独首位に立つことを実現できなかった。
→カヴェンディッシュの夢が終わる!2023ツール・ド・フランス第8ステージの感想・結果・ハイライト動画
しかし今秋にマーク・カヴェンディッシュは今年かぎりでの現役引退を撤回し、もう1年現役を続けることを発表。もちろん来年のツールで歴代単独首位となる最多勝記録を打ち立てるためだ。
その今年のツールではカヴェンディッシュのかつての盟友にして最強時代をともに作り上げた名アシストのマーク・レンショーがリードアウトトレインのためのコンサルタントとしてアスタナと協働していた。
→【胸熱】ツールでカヴェンディッシュ&マーク・レンショーのコンビが復活!レンショーがアスタナに加入!
そのレンショーが来年はついに正式なアスタナのスポーツディレクターとして就任することが発表された。次の発表を見てほしい。
🇦🇺 NEW SPORTS DIRECTOR:@Mark_Renshaw comes to Astana Qazaqstan Team as a Sports Director:
— Astana Qazaqstan Team (@AstanaQazTeam) November 7, 2023
📰👉https://t.co/FiKh4cxk9M#AstanaQazaqstanTeam
📷 @SprintCycling pic.twitter.com/PxGvgtLKHY
これは往年のファンからすれば胸熱どころか、もう全身が炎に包まれるような大興奮だろう。
これまで今年の移籍市場でアスタナはカヴェンディッシュのツール35勝目を実現するため(プロジェクト35)、クイックステップでカヴェンディッシュのアシストをしていたプロトン最高のリードアウトマンとの呼び声が高いミケル・モルコフ(Michael Mørkøv)を獲得。さらには、おなじくクイックステップ時代にカヴェンディッシュを指導していたコーチとも契約。
→アスタナがミケル・モルコフの移籍を発表!マーク・カヴェンディッシュ現役続行発表に続いてのアナウンス!
→クイックステップのコーチがアスタナへ移籍。カヴェンディッシュ現役続行を根拠づけるか
そのように今年の移籍市場では、まさにカヴェンディッシュのためのチームを作り上げた。
昨年末はB&B Hotels – KTMの消滅騒動によるカヴェンディッシュのアスタナ移籍が突然すぎたため、チームのリフォームが間に合わなかったが、来年に向けてできる限りの増強を行ったと言える。
→アスタナが描くカヴェンディッシュのツール・ド・フランス記録更新への道筋とは?
そこへきて今回のレンショーについての吉報。かつての戦友が集まり困難な任務に挑むとかまるで映画のような展開となっている。
来年のツールが楽しみですね。序盤からスプリンターには厳しいステージが続くので何とか2021年の様にアシスト陣の協力が必須ですが…カヴさんを応援してます!! 頭突き大好き人間より。
頭突きファンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
来年のツールは平坦ステージはその数だけは例年どおりだけど、そのステージにたどり着けるかどうかがまず大変ブヒね。
おそらく現在最高のスプリンターであるフィリップセンの実力とあのチーム力を考えれば、カヴ自身だけでなくアシスト陣も全員が欠けることなく狙うステージに揃うことが必須。
第1週から全開でいくのか、前半はあえて捨てて調整にあてるのか・・・アスタナの戦略も重要になってくるブヒね。