ポルトガル人にドーピングで25年の制裁
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元プロ選手でポルトガルのチームW52-FC Porto(今は消滅)のスポーツディレクターを務めていたNuno Ribeiroがドーピングにより25年の活動禁止処分を受けた。
情報源:Portuguese sports director Nuno Ribeiro given 25-year doping suspension
Nuno Ribeiroは違法な禁止薬物の売買、所持、供給をしていたとされる。その薬物の中にはテストステロン、コルチコイド、ステロイドなどが含まれている。
彼はすでに昨年の12月16日から暫定的な謹慎処分となっていたが、今回正式な処分として2047年の12月15日までレース界から排除されることになった。
この25年という処分期間は、どうやらポルトガルにおけるアンチ・ドーピング法制のもとでは最大の期間のようだ。
またNuno Ribeiroとならびに同じくW52-FC PortoでソワニエをしていたJose Rodriguezも25年の制裁を受けたとのこと。
二人の罪が発覚したのは、昨年に行われた「Prova Limpa(クリーンテストという意味)」という大規模捜査によるものだ。そこではドーピングに両名の他にも24人の容疑者が関係していたとされる。
W52-FC Portoはポルトガルでも屈指のコンチネンタルチームで、その選手のうち10名がドーピングで出場禁止となっていて、7名はすでにポルトガルのアンチ・ドーピング機関から3~7年の出場禁止処分を受けているとのこと。
これらの中にはポルトガルでの一大レースであるボルタ・ア・ポルトガルの過去の優勝者も含まれていて、2011年、2016年、2019年の総合優勝者が3~7年の出場禁止処分を受けた。