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ロードレースとロードバイク

Boraの20歳キアン・アイデブルックスは来年のジロが目標。そして2025年は移籍か?

キアン・アイデブルックスはBora-hansgrohe残留。2024年の目標はジロ・デ・イタリア。だが2025年は移籍も視野に入れる。

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ドイツのワールドチームのボーラ・ハンスグローエ(Bora-hansgrohe)で走る20歳のベルギー人キアン・アイデブルックス(Cian Uijtdebroeks)。2022年にボーラでプロデビューしたばかりだ。今年はなんといってもグランツールデビューとなるブエルタ・ア・エスパーニャで総合8位で完走。同7位には先輩のアレクサンドル・ウラソフ(Aleksandr Vlasov)で彼とは7秒差だった。

そのブエルタでは、ユンボ・ヴィズマの内部事情の憶測とあわせて、ボーラのチーム戦略とか二人の関係性とかについて「どうなんだそれ」みたいなことが世間的にもいろいろ話題にもなっていたのは記憶に新しいところだろう。

情報源:Cian Uijtdebroeks open to offers beyond Bora-Hansgrohe for 2025, eyes Giro d’Italia debut

そんなキアン・アイデブルックスについては、チームとの契約そのものは2024年まであるわけだが、ブエルタのこともありチームとの間に溝ができていて移籍するのでは?とも世間で噂されてきた。

しかし彼はそれを明確に否定。来年もボーラで走ると明言する。同時に来年の目標はジロ・デ・イタリアデビューだと語る。

その来年のジロでは2度のタイムトライアルがあり、しかも少し距離が長め。つまり総合争いにとってその重要度は高い。そこで、彼は何人かのTTスペシャリストたちにも相談し、TT能力向上のための秘訣などを聞いているようだ。その一人としてレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)にも話を聞いたらしい。

さて上述のようにボーラとの契約の期限である2024年いっぱいまで同チームで走る予定だが、2025年については移籍のドアをオープンにする方針だと話す。

おそらくボーラ側も若い才能だけに引き止めに入ると思うが、今年ブエルタ、来年ジロとなれば2025年にはツール・ド・フランスデビューというのがアイデブルックスの希望となるだろう。そのためそのツールでどれだけ彼のためのサポート体制を築けるかが残留条件の主要なものとなるのではないか。

レムコやポガチャルのように23歳前後でチームのグランツールエースとして走りたい、ツールで彼らと戦いたいというのがアイデブルックスの希望となるかもしれない。それをボーラが叶えられないのならば、移籍も十分ありえるか?

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