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昨年の終盤からかつてのツール・ド・フランス最強チームだったイネオス・グレナディアーズ(チームSky)では、幹部らがチームを去るなど大きな人事異動が続けてあった。
その中には、チームSkyを立ちあげた人物の1人でそのボスとして君臨していたデイブ・ブレイルスフォード(Dave Brailsford)についてのものがあった。これについては次の過去記事を読んでおいてほしい。
記事:突然イネオスの頭脳ロッド・エリングワースがイネオスを去る?ブレイルスフォードはマンチェスター・ユナイテッドへ!?
これはデイブ・ブレイルスフォードがイネオスの現在の仕事をやめて、サッカーの世界的超有名チーム、マンUことマンチェスター・ユナイテッドでチームづくりの指揮を取るのではないかというものだ。イネオスの会長ジム・ラトクリフによるマンUの買収に合わせての動きだと見られた。これが2023年11月の報道だった。
そして昨夜、英紙テレグラフが次のような報道を行った。それはまさにこれまでの報道どおりに、デイブ・ブレイルスフォードがイネオスの現在の地位を辞めたというものだ。
テレグラフ:End of an era at Ineos Grenadiers after Sir Dave Brailsford steps down
ただこの報道については、イネオス・グレナディアーズ側は、「Ineos Grenadiers Downplays Brailsford Reports: ‘Nothing Really Changes’」という記事で紹介されているように、「実際はデイブ・ブレイルスフォードは今もまだチームのボスのままだし、現在もチーム運営に深く関与している」と報道に否定的彼の影響がイネオスから完全に消え去ることは現時点ではないというコメントだ。