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昨夜の2024ノケレ~クールセ(Nokere Koerse)は最後は石畳の上でのゴール前スプリント。そこでティム・メルリール(Tim Merlier)、ファビオ・ヤコブセン(Fabio Jakobsen)、そしてヤスパー・フィリプセン(JasperPhilipsen)というおもしろい3人での勝負となった。
レース後に現代最強スプリンターのフィリプセンは、「石畳のスプリントはほんと嫌い」と話す。
情報源:“I ACTUALLY HATE SPRINTING ON COBBLESTONES” – JASPER PHILIPSEN A FRUSTRATED THIRD AT NOKERE KOERSE
フィリプセンは次のように話す。
I actually hate sprinting on cobblestones. I can’t put my speed on it. So I will have to approach it differently if I come back here
訳「ほんと石畳でのスプリントは嫌いやわー。石畳やとスピードを上手く維持できひんねん。せやからちょっと次は今までと違うアプローチでやらなアカンわ」
やはり石畳で走るというのはスプリンターにとっても勝手が違うようで、それに適した考え方や技術がいるようだ。単純なワット数勝負というわけではなさそう。タイヤ空気圧も関係してそうだし、ペダリングの違いもありそう。
あとは、石畳区間に突入すると普通はいったん速度が落ちるわけで、そこからさらに踏み込んでスプリントというときにリズムが乱れるのかも。そういう勝ちパターンに持ち込むときのリズム感というのだろうか、音楽でいうグルーヴ感というのか、何かそういう自分なりの「ノリ」みたいなものも関係しているのかもしれない。
大会三連覇を実現したティム・メルリールは、そうした石畳でのリズムを上手く調整する適性が高いのかもしれない。