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コロナ禍では世界中の経済活動が大打撃を受けた。それは自転車業界も同じで、生産活動の停滞、物流の大混乱、一時的かつ狂乱的な自転車ブーム(需要)の到来など様々な要因が絡み合い、在庫の逼迫と無計画・無秩序な?増産などが生じた。
そのコロナ禍のカオスは、結局のところ急速な自転車需要の沈静化とそれに伴う在庫の山という傷跡を残すことになった。今後も企業が生き残るためには、経営の効率化・合理化による再建をめざさなければならない。
アメリカの巨大ブランドTrekですら今後は製品展開をこれまでよりも絞りこみ、製品開発・販売などを見直すことにしている。次の記事を見て欲しい。
またBMCも経営が厳しい環境にある。
BMCが州政府に財政支援を申請。コロナ禍のダメージが今も自転車産業を悩ます
そしてまさに今、積み上がった大量の在庫を抱えた企業がその負の遺産を一掃するため既存製品の値下げを敢行しているのが目立つ。ならばこの2024年こそがロードバイクを最もお得に買える、史上最大のお買い得シーズンなのではないか?
実際に情報源記事では英国の主要ロードバイク通販サイトごとに、ロードバイク製品全体のうちどれだけの製品がセール価格になっているか、その割合がグラフで示されている。
ただあくまで英国でのデータであり、ここ日本市場では実際にどうなっているのかはわからない。しかし、ワールドチームのアスタナとグルパマFDJにバイクを供給するブランドのウィリエール(Wilier)が、フル105(R7000)仕様のカーボンロードバイクを106台限定で特別価格176,000円(税込)で販売したりもしている。ただしリムブレーキだが。
GTR Team LE (Limited Edition) 限定発売のお知らせ
このように各メーカーの事情を上手く利用して(足元を見て?)お買い得に買える可能性が広がっている?
また、仮定の話として、来年度からTrekのように販売製品の絞り込みを厳しく行うのであれば、売れるカラーリングだけが販売されるようになりカラー展開の減少も予想される。付加価値をつけるため、欲しいカラーはオーダーメイドカスタムサービスで追加料金を取る方向へとより邁進するようになるかもしれない。ならばなおさら欲しい色があれば今年のうちに・・・という考え方もあり得るか。
まぁこのように今年が最後のお買い得シーズンなのかどうかは結局のところその人の考え方次第だし、欲しいバイクがセール価格になっているのかどうかは調べてみないとわからない。また無い袖は振れないわけで。
だが買うと決めたならば、せっかくのロードバイクを買うのだからじっくりと検討してほしい。
ベテラン勢には言うまでもないことだが、初めてロードバイクを買う場合は以下の事項についてしっかりお店側と相談して決めてもらいたい。
まず現在のロードバイクは、
が標準みたいなトレンドになっている。そこでお店ときちんと相談すべき点は、
といったことだろう。こういったことを自分の想定する使い方や目的とともにお店側と相談したい。安くなっているからといってすぐに飛びつくのはやめたほうがいいだろう。また、本当にお客さんを大事にしているお店ならば、なぜ安いのか、そして安さの引き換えにどういうデメリットがあるのかをしっかり説明してくれるはずだ。
最高の買い時はコロナ前、つまり2019年!!(多分
(´・ω・`)もうあの頃には戻れない・・・