ワウト・ファン・アールトがジロ欠場を発表
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少しまえのドワルス・ドール・フラーンデレンで高速域で落車を骨折をしたワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)。普通に考えればジロ・デ・イタリアに間に合うはずがなかったのだが、それでもこれまでこのブログで紹介してきたように海外メディアでは「まだワウトはジロ出場を諦めていない」という内容の報道もあった。
しかし、昨夜ワウト・ファン・アールトは自身の口から今年のジロ・デ・イタリア出場を断念するとのコメントを発表した。それが次の動画だ。
Message from @WoutvanAert ❤️ pic.twitter.com/XNJWqg6QoF
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) April 11, 2024
元気そうな姿ではあり回復は順調そうな様子だが、やはり骨折した肋骨の回復に時間がかかり、今はまだ自転車に乗ることができないレベルとのこと。そのため5/4から始まるジロ・デ・イタリアには間にあわないことが明らか。よってジロ・デ・イタリア欠場を決定したという報告だ。
なお彼の代わりにはクリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)が選ばれるとのこと。
ワウト・ファン・アールトは本来ならばジロ・デ・イタリアでウィルコ・ケルデルマン(Wilco Kelderman)とともにエースを務め、おそらく積極的にステージ優勝を狙っていくはずだったと思われるが、そのケルデルマンもパリ〜ニースで負った骨折のためジロ欠場が決まっている。
昨年あれほどシーズン全体を通してロードレース界を完全に支配したチームだが、今年はその運命の歯車が逆回転したかのようで、イツリア・バスクカントリーでのヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)の落車と骨折もふくめてまるで呪われているかのような不幸続きとなっている。
ケルデルマンの代わりがボウマンになって、移籍志願が沈静化しそうなのが不幸中の幸いですかね…?
そこも気になるところブヒね。ボウマンが活躍すればヴィズマからも条件をよくしたオファーがなされるかもブヒね。