ルーカス・ペストベルガーがワールドチームに復帰か
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昨夜の2024ツアー・オブ・ジ・アルプス第2ステージで日本人選手の岡篤志と小石祐馬らと逃げに乗ったルーカス・ペストルベルガー。
昨年まではTeam Jayco AlUlaで走っていたが、契約延長かなわず、また移籍先も見つからず、ツアー・オブ・ジ・アルプスは母国のオーストリア代表チームに所属しての出場となっている。まだ年齢は32歳であり、あと数年は十分に現役で走れる力はあるはずだ。
そんな彼だが、どうやら2025年度に向けていくつかのワールドチームと契約交渉が進んでいるようだ。複数年契約は年齢的に厳しいかもしれないが、それでもとにかく来年度はワールドチーム復帰が実現する可能性が出てきた。
本人はメディアCycling Weeklyに対して、昨年度のTeam Jayco AlUlaとの契約延長が出来なかったことについて、同チームがオーストラリア国籍であるため、オーストラリア人選手の加入を優先したため自分が出ざるを得ない形になったと語る。
そしてTeam Jayco AlUla側から契約延長はないと伝えられたのが時期的に遅く(9月の終盤か)、そのため移籍先を見つける時間的余裕がなかったと話す。9月の終盤になればチーム編成を終えるチームも多く、各チームの空席はほとんど無いのが現実だ。
だがすでに2025年度に向けていくつかのチームと話はしているとも言う。ただ具体的な形になっているものはなく、タフな交渉になるとも。
昨年まではワールドチームの豪華なチームバスが当たり前の生活だったが、今年はオーストリア代表チームのチームカーはただのミニバン。その落差にやはりショックだったようが、それでもワールドチーム時代とは違い、自分自身でレースを続けるためにいろいろなことをマネージメントしなければならない現状もプラスになるかもしれないと話す。
ペストルベルガーは自らが勝とうとすると逃げに乗って運が良ければ…というタイプなんですが、グランツールの出走経験は豊富で頼れるルーラーでした。
今年は所属チームなしになってしまったのでこれで引退かと寂しい気持ちになりましたが、ワールドツアーチームに復帰できるといいですね。
本人曰く難しい交渉になりそうとのことだけど、引退までワールドチームで走る姿を見たいブヒね