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ついに今夜から2024ジロ・デ・イタリアがスタートする。そんな初日の第1ステージのコースを紹介。
少し前の記事「約20年ぶりにジロに「インテルジロ」賞が復活!」でも紹介したように、今年は中間スプリント「賞」ともいうべきインテルジロ賞が設定されている。この第1ステージのコースプロフィール画像中のアルファベット「I」の緑マークのところにその基準となる地点が設定されている。
復活前のかつてのインテルジロ賞は同ポイントの通過タイムがその基準とされていたこともあったが、今年は通過時に付与されるポイントの多少によって決定される方式だ。詳しくはこちらの記事を見てほしい。
さて今日の第1ステージだが、ご覧のとおりアップダウンのある初日となっている。一番厳しい登りはゴール前約30kmの地点から始まる2級山岳。そのデータは次のようになっている。
登坂距離7kmで平均斜度6.8%。そして最大斜度は11%。ピュアスプリンターにはちょっと厳しく、一方でクライマーがガチで争うにはちょっとぬるい感じ。つまり、パンチャーに向いた登りといえるだろうか。
ただ注意しなければならないのはこれを終えてもゴールまでまだ20kmあるということ。逃げ切りにはなかなか難しい。総合系チームも追いかけてくるかもしれない。
またさらにゴール前3km地点には最後の登りが控える。登坂距離1kmほどの小さな登りだが、平均斜度10%弱で最大斜度16%という小さな難所だ。生き残ったスプリンターもおそらく引き離されるだろうか。
こうしたパンチのきいた登りがあるだけに、ただ登れるだけでなくアタック力があって独走力のある選手が優勝しそうだ。
🐷「あれ?それポガチャルじゃね?」
と言いたくなるが、骨折から回復したジュリアン・アラフィリップなども狙えるコースだ。また、アルペシン・ドゥクーニンクのトビアス・バイヤー、デカスロンのアンドレア・ヴェンドラーメ、リドルのシモーネ・コンソンニ、ジェイコのルーク・プラップなども飛び出せば狙えそうだ。
🐷の優勝予想は、最後の登りでアタックしたポガチャルが逃げ切り・・・と言いたいところだが、それだと面白くないので、今年のリエージュで2位となり感動したロマン・バルデで。