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昨夜の2024ジロ・デ・イタリア第2ステージは、前日の第1ステージに続いて終盤にポガチャルが攻撃をしかけ、最後の1級山岳で独走し優勝した。
これまでのグランツールといえば、第1週は総合勢は本格的に動かずスローペースでスタートして、あくまで最終週に照準をあわせてその連続する超級山岳ステージで勝負!というのが通例(?)だったが、ポガチャルはこのジロ・デ・イタリアで初日から2日連続でライバルたちに攻撃をしかけ、やりたい放題だ。
だがポガチャルはたとえこのジロ・デ・イタリアで優勝を成し遂げたとしても、その後は引き続きツール・ド・フランスに出場することになっている。そしてもちろんツールでも総合優勝を狙う。ジロ&ツールの「ダブル」こそが最大目標。ならばジロでは可能な限り肉体のダメージを少なくするべきではないのか?
それにもかかわらずジロで初日からぶっ飛ばしているわけで、まるでジロ後のツールのことを全く考慮していないように思われる。
この点につき、チームUAEのディレクターJoxean Matxinは、「ジロでは初日から最終日までずっとマリア・ローザをキープしようと思っていた」と明かす。
ただこうしたチーム側の考えに対してポガチャルは「最後にマリア・ローザ着ていればいいだけ」と冷静に考えているようだ。実際走るのはポガチャルなわけで、プレッシャーのかかる選手としてはそらそうよという感じ。
そしてツール・ド・フランスのことも考えながら走っているのかという点については、同ディレクターはそれを否定。「ジロは厳しいから、今はあくまでジロに全力。ツールのために力を温存ということは全く考えていない」という内容のコメントだ。