UCIがポガチャルを失格させると警告していた?マリア・ローザのビブショーツの色について
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現在2024ジロ・デ・イタリアの総合首位のタデイ・ポガチャル。第2ステージで優勝してからずっとマリア・ローザを着用している。
しかし、ポガチャルのビブショーツは通常のマリア・ローザ用ピンク色ではなかったりする。
たとえば昨夜の第6とその前の第5ステージではこのようにマリア・ローザカラーのビブだ。
A good day in the office 💗💯 .#UAETeamEmirates #WeAreUAE #Giro pic.twitter.com/8OaTTEF2dP
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) May 8, 2024
しかし第4ステージでは次のような黒のビブショーツだった。
New day, new shorts 🖤#GirodItalia pic.twitter.com/DasR0xzF5U
— Giro d'Italia (@giroditalia) May 7, 2024
さらに第3ステージではピンク寄りの紫色だった。
How can you not love this guy?
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) May 6, 2024
Bravo 💗 @TamauPogi #UAETeamEmirates #WeAreUAE #Giro pic.twitter.com/kgqqLHA92J
今まで3種類の色を使っていたことになるが、これには実は事情がある。
一部メディアの報道では、UCIはポガチャルを失格させるぞという警告をしていたとしている。
どういうことかというと、ビブショーツの色についてUCIとしてはマリア・ローザにはマリア・ローザカラーのビブショーツでなければならないという理由でそのルールを破るなら失格もあり得るという警告を発したという報道だ。
ただその特別な紫色のビブはチームUAE側が用意したものではなく、ジロの主催者側が用意したもので、UAEのせいではない。
その警告を受けて、主催者側と大会公式ウェアサプライヤーののカステリが協議して紫色のウェアはナシとしたようだ。
結果、おそらく翌日の第4ステージは急遽普通のチームUAEの黒ビブを使用ということになったのだろう。そして第5ステージからはピンク色のビブの調達が間に合ったため、昨夜の第6ステージもピンクビブだったという流れだと思われる。
ただフランスメディアのL’Equipe(ルキップ)の報道では、UCI側の人間のコメントとして、UCIの内部ではそのような議論はなかったということと、ポガチャルらは何もルール違反をしていないから問題なく、審判団も実際彼らに警告はしてないという発言も紹介しており、実際何があったのかは現時点では情報が錯綜していてはっきりしない感じだ。