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昨夜の2024ジロ・デ・イタリアは終始プロトンをコントロールしていたUAEの姿が印象的だった。
レースは途中で20名ほどの逃げが決まったが、ポガチャルの総合優勝にとって脅威となるような選手は含まれていなかったためUAEとしてはその日は逃げを本気で捕まえる必要はなかったように思われる。しかしUAEは最後の1級山岳でどんどん逃げをつぶしていき、最後はマイカがポガチャルを飛び立たせた。
そんなUAEの走りについてポガチャルは「チームメイトが勝ちたがっていた」とレース後に明かした。
もともとポガチャル自身は少数の最後エースらによるゴール前スプリントになるとは思っていなかったと語る。しかし最初のカテゴリー山岳を越えたあたりでチームメイトはステージ優勝を狙おうと思い始めたらしい。
だからこそ余計な動きを封じ込めるためUAEが1日中プロトンを管理下において逃げきりを容認しなかった。
そしてポガチャルは「最後の1級山岳でもチームは力強さをキープできていたから勝てそうだと思った」とも語る。