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イネオス・グレナディアーズの37歳のエース、ゲラント・トーマスが、彼のポッドキャストWatts Occuringにおいてタデイ・ポガチャルの弱点について語った。その内容とは?
今月25日で38歳になるゲラント・トーマス(マーク・カヴェンディッシュも今月21日で39歳に)は、ポガチャルのアキレス腱(弱点)について次のように語る。
I think he might overestimate their ability sometimes. I don’t mean any disrespect there by saying that. They need to sort of look after those pennies, don’t they?”
訳「自分が思うに、ポガチャルはチームメイトの能力(チーム力)を過大評価しぎてるときがあるんよ。これは別にUAE勢をリスペクトしてないとかじゃないよ。UAEはこれまでの必要以上のがんばりの代償をこれから払わなあかんのちゃうかな」
ゲラント・トーマスは、タデイ・ポガチャルは確かに別格でいつも強い走りができるが、ポガチャル以外のUAEの選手は普通の選手であり、がんばりすぎた日の翌日はあんまり強く走れないと話す。しかし、ポガチャルはそんなチームメイトの能力を過大評価しすぎているという考えだ。
そして、UAEは不必要な追走をすることがあると言う。
その例が第6ステージや第8ステージだ。
どちらもポガチャルにとって脅威にはならない選手らが逃げた日だが、そんなときでもUAEは逃げを簡単に容認しなかった。特に第8ステージにいたってはポガチャル自身の優勝を手に入れようとずっとプロトンをコントロールし続け最後は逃げを猛追して吸収。そこからポガチャルのゴール前スプリント勝利につなげた。
ゲラント・トーマスはそんなUAEの走りに「いやそんなことせんでええやろ」という立場だ。
ポガチャルがいつでも勝てるから、いつでも勝利を狙う。それが無駄ながんばりとなり、やがて疲労の蓄積がその報いとなってUAEに襲いかかる。だがポガチャルはチームメイトに大きな信頼を置いているため、チームメイトの疲労に気づかない。そのためいつかUAEのチーム力が落ち込むことになる。これがポガチャルとUAEの弱点だとゲラント・トーマスは考えているわけだ。
ただ昨日の記事でも紹介したが、ポガチャルとしてはもう攻撃的な走りをする必要はなくツール・ド・フランスに向けて脚を温存するモードに入る考え(?)だ。
ポガチャル「第2週は全部休息日。ただし、攻撃仕掛けてきたら迎撃する用意は出来ている。」
ポガチャル「第3週はツール・ド・フランスへの調整。ただし、攻撃仕掛けてきt(ry」