オイエル・ラスカノがボーラへ、アレックス・アランブルがコフィディスへ、一方、モビスターはジョナタン・ナルバエスを獲得?
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現在モビスターで走るスペインチャンピオンのオイエル・ラスカノ(Oier Lazkano)が、どうやらボーラ・ハンスグローエへ移籍するようだ。その契約は3年契約となり、2027年までとなるようだ。GCNがそのように報道する。
🚨 Along with Lazkano, Movistar are also losing Alex Aranburu (heading to a French team). The Spanish team has been linked to Jhonatan Narváez from Ineos Grenadiers. 🇪🇸🇪🇨
— Dnlbenson (@dnlbenson) May 20, 2024
情報源:MOVISTAR TEAM GOES AFTER JHONATAN NARVÁEZ IN ATTEMPT TO RESURRECT THEIR SQUAD
オイエル・ラスカノはスペイン人の24歳。もともとスペインのProTeamのカハルラル・セグロスRGA(Caja Rural-Seguros RGA)で走っていたが、2022年からモビスターと契約して3年間走ってきた。クラシックレーサーでアップダウンのあるレースにも強い。
今年はパリ~ルーベ、ロンド・ファン・フランデレン、リエージュ、フレッシュ・ワロンヌ、ドワルス(DDV)、E3、クールネ、オンループといったクラシック欲張りセットに参戦していた。
そんな彼がボーラへ行くということは、ボーラはクラシックレース、特に石畳もイケる戦力の補強を急いでいると考えられるだろう。
そんなラスカノに加えて、おなじスペイン人の28歳のクライマー、アレックス・アランブル(Alex Aranburu)もフランスチームへ移籍すると考えられているようだ。有力候補はコフィディスらしい。
一方でモビスターは、今年のジロ・デ・イタリア第2ステージでポガチャルについていき、最後はゴール前スプリントで競り勝ちマリアローザを獲得したイネオスのジョナタン・ナルバエス(Jhonatan Narváez)の獲得を考えているようだ。彼はエクアドルチャンピオンでもある。
モビスターを含め、UCIチームランキングでワールドチーム中下位に低迷しているチームは降格を免れるため、次回の降格決定判断がくだされる2025年末までにUCIポイントを稼がなければならない。そのためにもそうしたチームは2025年に向けた補強活動が活発になるかもしれない。
ナルバエスは今年の活躍が目覚ましいですよね。イネオスが彼の活躍に見合った条件で延長契約を申し出る限り、ナルバエスが移籍するとは思えませんが。
ナルバエスはこのジロ(特にあのステージ優勝で)で何かふっきれた感あるブヒね。自分の武器を再発見というか再認識できたというか。
これからのレースでもちょっとした登りでどんどんアタックをしかけてくる強力なパンチャーになりそう。
あとはイネオスがいくら出すか・・・