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一昨日の2024 ツール・ド・スイス第2ステージで落車したボーラ・ハングローエの切り札の1つ、エマヌエル・ブッフマンだが、チームからの発表で鎖骨と臀部の2箇所の骨折だと明らかにされた。
ブッフマンといえば、今年のジロに向けて調整していたものの大会直前になって出場選手から外され「まじやってられへんわ。ほんまないわ」と大きく失望し、それによりチームとの間に大きな溝ができ、ついには今年限りでの退団という流れが(メディア的に)既定路線になっている状況だ。これについては次の2つの過去記事をまた読んでもらいたい。
そんなブッフマンにとって今回の骨折は泣きっ面に蜂という感じだろう。これでツール・ド・フランスはもちろん、ブエルタ・ア・エスパーニャ出場も怪しい状況になり、今年はグランツールに全く出場できない可能性が高くなった。またパリ五輪は当然として世界選手権も無理かもしれない。チーム側としてもレース復帰がいつになるのかまだわからないとしている。
仮にブッフマンがボーラに残留したいと思っていた場合も今回の怪我はボーラのチーム構想とブッフマンとの契約交渉になんらかの影響を及ぼすだろうか。
ケムナも肋骨の骨折と肺に穴が開く大けがで、やっと自転車に乗れるまでには回復したようですが、ブッフマンは今シーズンこのまま終わりかもしれませんね…
ツール・ド・スイスでは代わりにロジャー・アドリアが頑張っているようですが。
ブッフマンはこのままレースなしで終わると、契約交渉とかで良い材料ない状態だからちょっとむずかしくなりそうブヒね。
一方でチームの有力選手が怪我した場合、若手や控え組たちは逆にチャンスブヒね。鮮烈な印象残せれば下剋上も可能。
そうしてチーム内の競争が激しくなればチーム全体の平均レベルもあがるわけで。
怪我した選手は不幸だけど、チームとしては長期的に見れば良い影響が出る場合もあるかも。