ピーター・セリーが車に轢かれ、重い脳震盪
レムコをツールでアシストするはずだったピーター・セリーが車に轢かれ重度の脳震盪。
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スーダル・クイックステップのロードレースキャプテンであり、今年のツール・ド・フランスでレムコ・エヴェネプールを助けるピーター・セリーが、交通事故にあい重い脳震盪を負っていたことが明らかになった。
35歳のベルギー人のピーター・セリーは6月3日にKruishoutemというところでトレーニング中に車に轢かれたもよう。すぐに病院に搬送されたものの激しい脳震盪を負い、今後数週間は安静にしていなければならないという診断。
車とかなり強く衝突したようで、彼のバイクは真っ二つに割れ、ヘルメットもほぼ全壊みたいな感じだったもよう。ただ事故の衝撃でその記憶がない彼はまさかそんなひどい事故だという意識はなかった。病院で目が覚めてはじめてどれだけのひどい事故だったかわかったようだ。
骨折など肉体的な重いダメージは負っていないものの、脳震盪の影響でモノが二重に見えたりする現状のようだ。
発生したのはこのように6月3日で今から10日ほど前だが、それでもツール・ド・フランスにはおそらく出場できないのではないだろうか。数週間はトレーニングもできないからだ。
ベテランの彼が出場できないとなるとスーダル・クイックステップとレムコ・エヴェネプールには大きな損失となるだろう。