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昨夜の2024 ツール・ド・フランス第2ステージではポガチャルが最後の登りとなる、2周回目のサン・ルーカの激坂でアタック。それに瞬時に反応できたのはヴィンゲゴーだけだった。
ログリッチはその少し前から登りで苦しんでいたが、このアタックでポガチャルとの差が決定的なものになった。結局ログリッチはポガチャルに対して21秒の遅れを喫することとなった。ただ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエとしては「21秒に抑えた」という捉え方のようだ。
情報源:‘I Didn’t Have the Legs’: Primož Roglič Yields Time at Tour de France, Remco Evenepoel Storms Back
レース後にログリッチは、「ポガチャルたちについていきたかったが、今日は脚の調子がよくなかった。こうならざるを得なかった」と話す。そして、
“I was not on the wheel. It’s just a fact that I was way too much behind. And yeah, in the end I just couldn’t really do anything.”
訳「うまく走れなかったわ。結局それほどを失わずに済んだという事実が残っただけ。最後はマジで何もできなかった」
ポガチャルの決定的な攻撃のとき、ログリッチのアシストとしてはアレクサンドル・ウラソフとジェイ・ヒンドレーがいたが、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエの監督が言うには、彼らがログリッチを献身的にひっぱり、チーム力でなんとかタイム差を最小限に食いとどめたとのこと。
今回ログリッチが遅れたそのサン・ルーカの登りは、秋のモニュメントであるイル・ロンバデルディアの前哨戦ともいえるジロ・デッレ・エミリアでおなじみの激坂。昨秋はログリッチがポガチャルを破ったレースだ。その後のロンバルディアではポガチャルが圧勝したわけだが。次の過去記事で思い出してほしい。
本来ログリッチが得意とする登りで遅れたというのは少し気になるが、まだまだ2日目。いいときもあれば悪いときもあるのが常。マイヨ・ジョーヌを奪ったタデイ・ポガチャルもレース後のインタビューで「1日1日こなしていく」と述べていたように、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ側もまずは同じことを話す。
明日の第4ステージはいきなり超級ガリビエ峠が登場する文字通り第1週目の山場。はたしてログリッチの逆襲なるか?