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今夜の2024ツール・ド・フランス第4ステージはいきなりの超級山岳ステージ。おそらくツール史上、大会4日目でしかない段階で今日のようなタフな山岳ステージとなるのは初めてなのではないか。そのコースは次のようになる。
7月2日(火)⚠️午後7:40〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 1, 2024
Cycle*2024 ツール・ド・フランス 第4ステージ
【ピネローロ 〜 ヴァロワール】139.6km(山岳)
解説:中野喜文さん、中島康晴さん
実況:永田実さん、長澤洋明さん#TDF2024 #jspocycle
〜J SPORTSオンデマンド《会員無料》LIVE配信〜https://t.co/TrGYjzB8kV pic.twitter.com/parabhUqEY
今日のポイントは3つあるだろう。1つは誰がステージ優勝するか、2つ目はポガチャル対ヴィンゲゴーの超級山岳対決、そして3つ目はスプリンター勢がタイムアウト失格にならないかどうかだ。グルペットからも遅れてしまうとその時点で実質的に失格決定となるかもしれない。スプリンターにとっても試練の1日だ。なお、1日の獲得標高は3600m。
さて最大の勝負どころは伝説を生む超級山岳ガリビエ峠だ。そのデータがこちら。
平均勾配は5%ほどだがとにかく登坂距離が長く23kmもある。そして頂上に近づくほど斜度があがる。
ただ山頂フィニッシュではなくその後は長いテクニカルな下りの途中にゴールが設定されているのが特徴的だ。それゆえ登りで数秒のタイムを稼いでも下りの走り方次第でそのアドバンテージは消失する可能性もある。
そしてガリビエ峠のダウンヒルといえば、やはり伝説となったトム・ピドコックのキレキレのダウンヒルだ。その動画がこちら。
優勝予想は難しい・・・。最後のツール・ド・フランスを走るロマン・バルデが第1ステージと同じく再び飛び出してマイヨ・ジョーヌ奪還とも言いたいが、ライバルチームはそれを警戒しているはず。ポガチャルやヴィンゲゴーはあまりそう考えていないかもしれないが、総合トップ10を目標にしているチームは危険視していそうだ。
なにせ、バルデは今年のジロ・デ・イタリアでも総合9位でフィニッシュしている。もし今年のツールでもトップ10に入れば、ある意味で「トップ10ダブル」となる。それはそれでかなり凄い記録だ。
またマイヨ・ジョーヌを着るリチャル・カラパスのチームEFもカラパスのジャージキープのために最大の警戒をしていそうだ。もちろんカラパス自身もトップクライマーであるだけに今日ステージ優勝の可能性がある。
まず今日はスタート直後からそれなりの規模の逃げができあがるが、UAEなどの総合チームはガリビエ峠終盤までは動かないと予想。無理せず淡々とペースで登りそうだ。仮に動くとすればやはりポガチャルの先制攻撃だろうか。
というわけで今日の優勝予想は逃げにのったGroupamaーFDJのカンタン・パシェ(Quentin Pacher)で。