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昨夜は待ちに待った王の復活劇が見られた2024 ツール・ド・フランス。
ポガチャルとヴィンゲゴーの差はまだ1分以上あるいが、それでもヴィンゲゴーがベストコンディションに戻ったことでポガチャルを逆転できる可能性が高くなり、どちらが勝つのか全くわからなくなってきた。
逆にもし昨日ヴィンゲゴーがポガチャルについていけないままだったが、もう多くの人間は「やはり今年はヴィンゲゴーはダメだな。今年はポガチャルで決まり」と思ったに違いない。
そんなおもしろい展開になったわけだが、今日の第12ステージは二人の熱戦から一息ついて平坦ステージだ。ただし獲得標高は2200m(呆)。
🐷「平坦とは?」
今日のコースプロフィールはこのようになっている。前半は標高の高いところから下っていく感じ。そしてちょこちょこと細かいアップダウンがあり、最後は普通に平坦ゴールスプリント。
見てわかるようにピュアスプリンターの脚を少しずつ削っていくようなコースで、各チームの逃げ屋にとっては勝利のチャンスがあるコースだ。つまり逃げ切りが決まる可能性が(普通よりは)高いコース。
ただスプリンターの脚がアップダウンで削られるといっても、大きな登りがあるわけではないのでスプリンターが脱落するほどのアップダウンではないように思われる。そこで、スプリンターチームから逃げるとしても一人では厳しく、少なくともコース後半からは3~5人ぐらいのメンバーで協調して逃げたい。逃げ切るには運だけでなく、逃げメンバーを上手く利用・コントールできる高いコミュニケーション能力と高度な心理戦()を展開できる知能も必要だ。
7月11日(木)午後9:00〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 10, 2024
Cycle*2024 ツール・ド・フランス 第12ステージ
【オーリヤック 〜 ヴィルヌーヴ=シュル=ロット】203.6 km(平坦)
解説:永井孝樹さん、西谷泰治さん
実況:永田実さん#TDF2024 #jspocycle
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/QiauAqhL7l pic.twitter.com/P1mXIjsBoq
今日最大の注目は先日今大会初勝利を挙げアゲアゲムードになっているであろうアルペシン・ドゥクーニンクのヤスペル・フィリプセン。ピュアピュアスプリンターの中では比較的登りに耐えられる(あくまでピュアピュアスプリンターの中では)ほうでもあるし、チーム力についても言うまでもなし。今日のステージの優勝候補筆頭と言えるだろう。
だがそれではやはり普通の予想すぎておもしろくないので、逃げ切りが決まるほうに賭けることにする。小さな逃げ集団の中からスプリント勝負でクレメン・ルッソ(GroupamaーFDJ)だ!