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アスタナで走るアレクセイ・ルツケンコがイスラエル・プレミアテックへ移籍するとの話が出ている。
情報源:ALEXEY LUTSENKO’S MOVE TO ISRAEL – PREMIER TECH CAN BE CONSIDERED A DONE DEAL
イタリアメディアのガゼッタ・デッロ・スポルトによると、すでに2年契約でサイン済みであとは公式発表を待つだけの段階ということのようだ。
ここでおもしろいのがUCIポイント争奪戦との関係だ。
本日7/23日更新の最新のUCIチームランキングでアスタナはワールドチーム中最下位の21位。一方でイスラエル・プレミアテックは10位で実はチームEFよりも上位である。
もしこのままの状態で来年もいくならば、2026年からイスラエル・プレミアテックがワールドチームに復帰し、アスタナはProTeamへ降格となる。ひょっとしたらルツェンコはそんなアスタナの未来に思うところがあり、それも移籍を決断する要因の1つとなった可能性もあるのではないだろうか。
ただそのアスタナもツール・ド・フランスの2回目の休息日に発表された通り、来年から中国企業のXDS社が新スポンサーとなる。
→正式にアスタナが新スポンサーの中国企業XDS Carbon Techとの契約を発表
カーボン製造企業としてそして自転車の総合メーカーとして有名(らしい)なXDS Carbon Tech社は、長期的な投資をアスタナに行うとされている。その結果アスタナもUAEやイネオスなどに負けないレベルの予算を確保できる予定だ。その潤沢な中華マネーをもとにワールドチームの座を死守すべく、アスタナも大幅に戦力の増強を図るだろう。
ProTeamへの降格危機にあるのはアスタナだけではない。コフィディス、モビスター、アルケア、DSMあたりも今シーズンの残りと来年次第ではどうなるかわからない状況にある。基本的には2025年までの獲得UCIポイントで判断されるからだ。今年の移籍市場ではアスタナの動きに注目すべきかもしれない。