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今年のツール・ド・フランス中にアスタナは中国企業XDS Carbon Tech社を新しいスポンサーとして迎えることを発表した。
→正式にアスタナが新スポンサーの中国企業XDS Carbon Techとの契約を発表
世界最大クラスの自転車製造メーカーでもあるそのXDS社の出資により、毎年財政的に不安定だったアスタナは、UAEやイネオスなどにひけをとらないチーム予算を得ると言われている。そしてその豊富な資金力をバックに、低迷するUCIランキングから脱却すべく今年の移籍市場で大型補強を狙うのではと考えられている。
その移籍市場では、これまでEF Education-EasyPostのクラシックエース、アルベルト・ベッティオール(Alberto Bettiol)との契約が可能性が高いと言われてきたが、どうやら今シーズン途中からアスタナへ移籍するだろうとの報道が流れている。
情報源:Alberto Bettiol set for mid-season transfer from EF Education to Astana Qazaqstan
UCIルール上では8月1日から移籍契約が可能となっているが、8月1日~8月15日までの間はシーズン途中の移籍が認められる。ただしそれには、当事者となる移籍元と移籍先の両チーム、そして選手本人という3者間での合意が必要とされ、そして最終的にUCIの承認が必要となっている。
情報源記事によるとすでにEFとアスタナとの合意は完了しており、あとはUCIによる承認だけという段階らしい。
ワールドチームは2025年いっぱいまでに獲得した3年間の累計UCIポイント数によってProTeamへの降格が基本的に決定されるが、アスタナは現在ワールドチーム中で最下位。最も降格の可能性が高いチームとなっているため、今すぐにでも少しでもUCIポイントを稼いでおきたい状況だ。だからこそUCIポイント獲得を期待できるベッティオールをできるだけ早く稼働させたいのだろう。
今年のベッティオールは、ミラノ~トリノで優勝、ミラノ~サンレモでは5位、ロンド・ファン・フランデレンは9位、そして6月のイタリア選手権ロードレースで優勝しイタリアチャンピオンになっている。