ヴィンゲゴーはシーズン終了へ。レムコは世界選とユーロへ
ヨナス・ヴィンゲゴーの今シーズンのレースは終了
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今年のツール・ド・フランスで強すぎたタデイ・ポガチャルに敗れ残念ながら三連覇はできなかったヨナス・ヴィンゲゴー。ツール後には過日のクラシカ・サンセバスティアンとツール・ド・ポローニュに出場してそれぞれDNFと総合優勝と両極端な成績となっていたが、今年はこれでシーズン終了とするもよう。
情報源:Vingegaard Shuts down Season with Fatigue and Family Priorities, Evenepoel Reboots for Euros, Worlds
もうすぐ奥さんが第二子を出産予定なので、タイミングとしてはこれでいいのだろう。ヴィスマ側としても、イツリア・バスクカントリーでの複数箇所骨折からのツール出場、しかも総合2位という普通に考えればとんでもなくすごい結果だったことで疲労の蓄積があるとして、無理してこれ以上今年はレースをさせないほうがいいということのようだ。
子供が二人となって私生活も忙しいものとなるだろうが、まずは自宅で来シーズンへの英気をしっかりと養ってもらいたいものだ。
一方で今年ツール・ド・フランスデビューを飾りいきなりの総合3位を成し遂げ、さらにはパリ五輪ロードレースで金メダルを獲得したレムコ・エヴェネプールは、今後は世界選手権とユーロ(ヨーロッパ選手権)へ出場すべくトレーニングを本格的に開始している。
ポガチャルも世界選に出場すると見られ、この二人はイル・ロンバルディアまでレースを続けると思われる。