ベン・オコナー「総合2位は勝ったも同然」
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2024ブエルタ・ア・エスパーニャを総合2位でフィニッシュしたデカトロンAG2Rのエース、ベン・オコナー。間違いなく今年のブエルタの主役の一人だった。彼の活躍がなければ今年のブエルタの面白さは半減していたかもしれない。
オコナーは第6ステージでまさかの大逃げでステージ優勝。プリモシュ・ログリッチに対して6分31秒もの大きなリードを得た。
→ログリッチがマイヨ・ロホを失う!2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージの結果とハイライト動画
その後13日間にわたりマイヨ・ロホをキープ。本格山岳では何度も遅れながら必死にできる限りタイムロスを抑えた。ついには第19ステージでログリッチにマイヨ・ロホを譲るもそれでもオコナーが主役だったことに違いはない。
そんなオコナーだが昨夜の個人TT後に、総合2位は実質的には勝利も同然と語る。
情報源:‘Second is a win’ – Ben O’Connor sees Grand Tour podium dream come true at Vuelta a España
オコナーはこれまで2021ツール・ド・フランスで総合4位、今年の2024ジロ・デ・イタリアで総合4位とグランツール表彰台に近づいていた。そしてついにこの2024ブエルタで総合2位で表彰台にあがることに成功。この結果についてオコナーは、
“It’s a bit of a dream, I have been close before but to get it now is such an amazing thing,”
訳「表彰台はちょっとした夢で、これまで惜しいとこまで来てたんやけど、今はそれを実現できたわけでめっちゃアメイジング」
と話す。
そして、
“For me second is a win.”
訳「自分にとっては総合2位は勝利と同じ」
と、このブエルタで彼自身が成し遂げた奮闘に満足感と誇りを感じていると話す。
そんなオコナーだが、来年からはすでにアナウンスされているとおり母国オーストラリアのワールドチームであるJayco-AlUlaで走ることになる。2026年までの2年契約だ。