カンパニョーロが新コンポ、スーパーレコードSワイヤレスを発表
カンパニョーロからスーパーレコードSワイヤレスコンポが登場
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カンパニョーロから新コンポとして、「スーパーレコードSワイヤレス」が登場した。2023年に発表されたワイヤレス版スーパーレコードを改良したバージョンだ。
カンパニョーロ公式サイト:Super Record S Wireless Groupset
まずはPVと各種画像をどうぞ。
カンパ スーパーレコードSワイヤレスの最大の特徴
今回の新コンポのスーパーレコードSワイヤレス(以下、スーレコSW)はいきなり14速になったとかではない。基本的には上述のように昨年発表されたスーレコワイヤレス(以下2023スーレコW)の改良版だ。
改良点・変更点はいくつかあるのだが、そのうち最大の特徴は、よりワイドなギア比が可能になったという点だ。まさにオールロードに対応したと言える。
2023年スーレコWのフロントギアはこの3種類での展開だった。
- 45 x 29T
- 48 x 32T
- 50 x 34T
しかし今回発表のスーレコSWは追加で次の3種類が新しく加わった。
- 52x36T
- 53x39T
- 54x39T
これで合計6種類の展開となったわけだ。
そしてこれにあわせて、カセットスプロケットの構成も次のように変更となった。11-32Tというギアが加わる。
- 10-27(既存)
- 10-29(既存)
- 11-32T ←New!(なぜか上記公式ページでは、10-25, 10-27, 10-29となっていて、11-32Tが書かれていない)
これによって激坂仕様として、
- フロントの最小29T
- リアの最大32T
を組み合わせてロード用コンポで最小(?)レベルのギア比を実現できるようになった。
重量と価格
重量はコンポ全体で2023スーレコW(約2520g)と比べて150gほど重くなるようだ。
コンポ全体の価格については、日本代理店からの情報がまだなので日本市場での価格はまだ不明。ユーロ圏での価格は最安構成で€3,990(約62万5000円)からとなっている。
あれれ、カンパまだ生きてるの?
カンパ「まだだ!まだ終わらんよ! 」
シマノとスラムの価格高騰で、相対的に今のカンパは安いから(混乱)