獲得標高約5500m!来年の世界選手権のコースは史上最高レベルの厳しさ
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2025世界選手権ロードレースは、アフリカのルワンダで開催される。それについてはこれら過去記事で伝えてきた。
そのルワンダの世界選のコースが明らかになった。世界選史上最高レベルの過酷なコースとなる。
情報源:2025 Road World Championships in Rwanda to be one of hardest ever
エリート女子ロードレースは164.6kmで1日の獲得標高が3350m。エリート男子は267.5kmで獲得標高が5475mにも達するようだ。ちなみに今年の世界選手権は273.9kmで4470m、東京五輪のときは約244kmで約4865mだった。というわけで、あの奇跡の東京五輪を超えるハードなコースだ。
その男子エリートロードレースのコースプロフィールは次の通りだ。
2025 世界選手権 男子エリート ロードレースのコース
基本的には周回コースで1周15.1kmを全15周回だが、中盤の終わりに標高1771mの山Mont Kigaliを登ることになっている。おそらくこの山である程度プロトンの人数が減るのではないかと思われるが、ゴールまで残り100kmと距離があるため多少の遅れは挽回できるかもしれない。ただこの登りで力強さを欠いた選手はその後の周回のアップダウンに耐えられるとは思えないので勝機がない可能性は高いだろうか。
このように「スプリンターは完全にお断り」のコースのため、マチュー・ファン・デル・プールにもチャンスはほぼゼロだろうか。よって参加しない可能性が高いのではないか。そして逆にレムコ、ポガチャル、ヴィンゲゴーらにはチャンスのあるコースだ。最後の登りでスプリントをかけられるパワーという点ではやはりポガチャルが最有力となるか。
タイムトライアルのコースも一緒に発表されましたが…
東京五輪を彷彿とさせるコース。こりゃあ、ログリッチ・ポガチャル・レムコ向きですなぁ…。
そんなこんなでレインボー・ポガチャル誕生!!!来年の連覇待ったなし!