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2024世界選手権ロードレース男子エリート

ポガチャルが残り100kmアタックでレインボー!2024世界選手権ロードレースのレビュー、結果、ハイライト動画

2024世界選手権ロードレースはポガチャルが残り100kmからアタック!そのレビュー、結果、ハイライト動画

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2024世界選手権男子エリートロードレースは前日に行われた女子ロードレースが雨の中だったのとは対照的に天気に恵まれた。

そして最強コンビを送り込んだスロベニア陣営が描いたシナリオに対して、ベルギーは後手にまわり、フランスもオランダもレースをコントロールできず、そしてイタリアは何もできず・・・そしてあの男が空に虹をかけた。

2024世界選手権ロードレースのコース

いつものように下の記事で紹介済みなので、そちらでどうぞ。

感想・ハイライト

アラフィリップが序盤でリタイア!

今シーズンのジュリアン・アラフィリップといえば、昨年までのまるで呪われていたような怪我・病気の連続による不調から今年のジロ・デ・イタリアで復活の勝利。そして長年走り続けたスーダル・クイックステップからTudorへの移籍も発表されて、このまま良い感じでシーズンを終えるのかと思われたが・・・

まさかゴールまでまだ残り200km以上もあるところで落車して左肩脱臼でリタイア、病院搬送とは・・・来年はTudorで怪我なく走ってほしいものだ。

新しい補給スタイル?

残酷!新城リタイア!

ゴールまでまだまだ170kmあるような地点で新城が他選手のトラブルに巻きこまれて落車。顔などを負傷。そしてサドルまたはシートポスト部分が壊れてしまう。

日本はUCIポイントがわずかしかない弱小国のためチームカーの使用が認められていなかったようで、新城はなんとかチームのテント並ぶ次の補給ゾーンまで自走するしかないような状態。上手く行けばシマノのニュートラルサービスから代わりのバイクを受け取って補給ゾーンまで走ることも可能性としてはあったが、どうやらそれも難しかったようでこのトラブルでどうしようもなくなった新城はリタイア。

残り100km、ポガチャルいったああああああああああああ!!!

ログリッチのアシストからのポガチャル砲!まさか世界選手権で100kmアタックを決めるつもりか!?今年のストラーデ・ビアンケでも約80kmの独走を成し遂げた化け物が、また伝説のアタックをぶちかますのか!?

さてプロトンから飛び出したポガチャルは、先をゆく追走グループに送りこんでいたヤン・トラトニク(トラさん)と合流することに成功。スロベニアのシナリオ通り!スロベニアが必勝態勢か!

🐷「だが、ポガチャルを囮にして、実はプリモシュ・ログリッチでライバル国の首を落とすという作戦も考えられるか?」

残り78km、またポガチャルいったあああああああああああ

残り50km、またまたポガ(略)

ここでフランス代表のシヴァコフが力尽きて、ついにポガチャルが本当の独走スタート!

残り20km!ポガチャル vs レムコ&マチュー集団!

残り20km近くになってようやくこれまで反応が遅れ、そしてイライラしていたように見えたレムコが本格的に動きだし、先を行くマチュー・ファン・デル・プールのグループに合流することに成功。これによりレムコ、マチュー、ベン・ヒーリー、トムス・スクインシュ、ベン・オコナー、エンリク・マス、マルク・ヒルシといった超強力な追走集団が形成される。

この7名がポガチャルを追う!残り15km!タイム差は40秒!

この追走7名が本気で協力しあえばポガチャルを追い詰めることはできると思うが、ポガチャルも強さが消えない!残り距離が減るにつれてタイム差がつまるどころかタイム差が広がる!

空に最強の虹がかかる!

🐷「今年はもうタデイ・ポガチャルが望むすべてを手に入れることが運命づけられていたとしか言いようがないね。ダブルツール達成という歴史的快挙も実は全てがこの世界選手権に収束するための準備だったのかも」

レース全体のハイライト動画

結果(トップ10)

ロマン・バルデが来年の引退前最後の世界選手権となるであろう今大会でトップ10!そしてブエルタで強さをみせたベン・オコナーとエンリク・マスも。特にオコナーはこの銀メダルを含めて今年は本当に飛躍の一年となっただろう。

RnkRiderタイム
1タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)スロベニア6:27:30
2ベン・オコナー(Ben O’Connor)オーストラリア0:34
3マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)オランダ0:58
4トムス・スクインシュ(Toms Skujiņš)ラトビア,,
5レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)ベルギー,,
6マルク・ヒルシ(Marc Hirschi)スイス,,
7ベン・ヒーリー(Ben Healy)アイルランド1:00
8エンリク・マス(Enric Mas)スペイン1:01
9クイン・シモンズ(Quinn Simmons)アメリカ2:18
10ロマン・バルデ(Romain Bardet)フランス,,
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piginwired
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4 comentarii

    • ブタはちょっと予想(無責任な期待)もしていて、ぶっちゃけていうと実は、X(ツイッター)において残り100kmで「ポガチャルいったああああ」と嘘の投稿をしようかなと思っていた矢先のことだったブヒ。

      それでもそれが現実になると「ファッ!?」と声を出さずにいられなかったブヒねぇ・・・・

      ほんとなんなのあの子。

  1. ポガチャル選手は強すぎましたね・・・ベルギーはワウト選手がいなかったのが痛手でしたが昨日のアタックについていけるかと思うと・・・難しいかな。レムコとマチューが協力して追っていれば違った可能性はあったけど勝負所が読めないレースでしたね。来年はサンレモとツール連覇とかあっさり達成しそうで怖いw

    • ベルギーチーム(プロトン全体か)も「あいつ何考えとんのや。まだ時間あるしヘーキヘーキ」と思ってたみたいブヒね。
      個人的にはマチューが最後まで戦えたのがちょっと意外だったブヒね。もうちょっと長い登りが続けば危なかったかもしれないけど。

      でもレムコもマチューも限界いっぱいいっぱいだったみたいブヒね。どちらかが余力あればポガチャルを単独で追えたかも。

      これ来年のミラノ~サンレモでまた100kmアタックありまっせ!!

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