ジャンニ・モスコンはレッドブルへ移籍か
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今年のツール・ド・フランスではスーダル・クイックステップの一員として、レムコ・エヴェネプールを完璧にアシストしていたジャンニ・モスコン。そのボスであるパトリック・ルフェーブルも彼の献身的な働きには満足しており、2年間の契約延長を口にしたりしていた。
だがイタリアメディアのガゼッタによると、どうやらジャンニ・モスコンは1年でスーダル・クイックステップを離れ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエへ移籍するようだ。
Info @Gazzetta_it – Gianni Moscon will leave @soudalquickstep at the end of 2024 and sources confirmed us that next year he will join Red Bull-Bora-Hansgrohe. Deal done, only official communication missing @cycling_podcast
— Ciro Scognamiglio (@cirogazzetta) October 8, 2024
ジャンニ・モスコンは現在30歳のイタリア人で、2016年にチームSkyでプロデビュー。その後はクラシックや平地に強い選手としてその評価を高めてきた。一方で過去には厄介な問題児としての側面も話題となった。たとえば2018年には「UCIがチームSkyのモスコンの疑惑について決定を発表。FDJのライヘンバッハの落車事件。」で紹介したようなことがあり、また、2018年のツール・ド・フランス第15ステージでは他の選手を殴りつけ失格処分と重い罰金処分を受けたりもした。
そんな彼だがその実力は誰もが認めるところであり、イネオス、アスタナ、スーダルと契約が切れることはなかった。そんな彼が来年はレッドブルで走ることとなる(ようだ)。
おそらくレッドブルでも今年と同じように平地でのアシストという任務になると思うが、ひょっとしたらクラシックなどでは自由に動ける権利をオファーされているかもしれない。