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来年の1月1日からゴール前のいわゆる「3kmルール」が修正されるようだ。
情報源:The 3km rule will no longer apply to riders crashing solo
ロードレースファンには改めて説明することではないだろうが、いわゆる3kmルールとは、ゴール前3km以内で落車やメカトラなどで遅れた場合、先にゴールした選手と同じタイムでゴールしたという扱いにする救済処置だった。こうすることでゴール前の無用なタイム争いを避け、ゴール前のカオス化による危険を減少させるというメリットがある。
ただUCIは来年からその3kmルールを変更させ、「単独で落車した」場合には3kmルールは適用されないようにするようだ。
ここで重要な点は、3kmルールが適用されないのは「単独で落車した」場合に限られるという点だ。つまりメカトラやパンクでの遅れはこれまで通りに同ルールで救済される。
そうすると今回の修正で影響を受ける可能性が高いのは、登りを下ってのゴールとなる場合だろうか。ゴール前3kmが下りになっていれば、そしてもし雨で濡れている場合は落車のリスクが増えるからだ。そのとき単独で落車してももはや救済されないこととなる。
この3kmルールの修正にあわせて、UCIはレース主催者に対して3km地点に選手の通過状況を記録するための装置を導入せよと求めている。