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今年のMTBクロスカントリー世界選手権で優勝したアラン・ハザリー(Alan Hatherly)が、オーストラリアのワールドチームであるジェイコ・アルウラーと契約を交わした。
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— GreenEDGE Cycling (@GreenEDGEteam) November 7, 2024
Welcome 👋 Alan Hatherly 🇿🇦
2️⃣5️⃣ & 2️⃣6️⃣
“Combining road & MTB is new & refreshing & I am really looking forward to where this journey can go!" @alanhatherly
Full details 🗞️⤵️
契約期間は2年で2026年までとなる。
上述のようにアラン・ハザリーはパリ五輪でもトム・ピドコックらと争い銅メダルを獲得し、その後のMTB世界選手権で逆にピドコックらを破り優勝。
もともとMTB以外にもロードレースをやっており、2023年はEF Education-EasyPostの育成チームに所属していて、今年はクラブチームであるCannondale Factory Racingで走っていた。
こうして来年からジェイコ・アルウラーで走ることとなるわけだが、ロードレースに専念というわけではなくMTBとの両立を目指すようだ。そういう点ではおなじく来年はMTBに力を入れるマチュー・ファン・デル・プールのライバルになるかもしれない。ピドコックの来年のMTB予定はわからないが、ひょっとしたらハザリー、マチュー、ピドコックが同じMTBクロスカントリーレースで衝突という可能性もなくはない。
もちろんこれまでもMTBからロードの世界にやってくる選手は何人もいたが、今後もこうしたオフロードからロードレースという流れが続き、そして加速していくのかもしれない。ちょうどロードからグラベルという流れがトレンドのように、オフロードとロードレースの境界どんどん曖昧に、そして人材の流動化が広がるのかも。