UAE最後の空席はコンチネンタルチームの選手で25歳のデンマーク人ユリウス・ヨハンセンか?
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ポガチャルの新しいチームメイトを探しているUAE-TeamEmiratesが少し意外な?選手と契約しようとしているかもしれない。その選手とは、25歳のデンマーク人ユリウス・ヨハンセンだ。
現時点でUAEは30人の最大保有選手枠のうち28枠を埋めている。しかし残り2枠の1つは同チームの育成チームで走る若者のために空けておく計画になっている。その点についてはこちらの過去記事をもう一度見てほしい。
→UAEの29人目の選手は?なぜUAEは最大選手保有枠30のうち29しか使わないのか?
したがって実質的には残り枠は1つ。その1つにデンマーク人選手のユリウス・ヨハンセンが収まるのではないかという報道がなされている。
そのユリウス・ヨハンセンは長髪とヒゲで年齢不詳の25歳。
2020年に当時のUno-X Pro Cycling Teamでプロデビュー。そして2022年からはワールドチームのアンテルマルシェへ。今年はポルトガルのコンチネンタルチームであるSabgal / Anicolorで走っていた。
上の過去記事「UAEの29人目の選手は?なぜUAEは最大選手保有枠30のうち29しか使わないのか?」でも書いたが、UAEは最後の一枠にTT能力・牽引能力が高い選手を獲得しようとしている。
そしてユリウス・ヨハンセンはまさにTT能力が高い選手であり、UAEの求める人材としてぴったりだ。さらに年齢的にもキャリア的にもあまり高額でない、お買い得な選手であると考えられる。
もともとワールドチームで走っていたとはいえ今年はコンチネンタルチームで走っていたわけで、育成目的ではないのにロードレース界最強のスーパーチームがコンチネンタルチームの選手と契約するといいうのはなかなかないことだろう。
来年のツール・ド・フランスではタデイ・ポガチャルの隣に年齢不詳の25歳が立っているのだろうか?