ついにMAAPがワールドツアーデビューへ。Team Jayco AlUlaのウェアサプライヤーに
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ロードバイクウェアの世界に革命を起こしたRapha。それから多くのRaphaフォロワーとも言うべきウェアブランドが誕生してきたが、その中でも最も人気のあるブランドの1つがMAAPだろう。日本でも着用者が増えているように思われる。
そんなMAAPがついに2025年からワールドツアーにデビューする。オーストラリアのワールドチームTeam Jayco AlUlaのウェアサプライヤーになったからだ。
GREENEDGE CYCLING UNVEIL STRIKING NEW LOOK AS MAAP BECOMES OFFICIAL TECHNICAL SUPPLIER IN 2025 & BEYOND 💜
— GreenEDGE Cycling (@GreenEDGEteam) December 18, 2024
"Since founding MAAP a decade ago, partnering with GreenEDGE has been a long-held dream of ours." – Jarrad Smith CO-CE- & CO-Founder of MAAP
See it here! ⤵️
It’s all in the details 🔎
— GreenEDGE Cycling (@GreenEDGEteam) December 18, 2024
Our 2025 kit has a distinct MAAP aesthetic while incorporating influences from Australia and that of our co-title sponsor @ExperienceAlUla 💜
Desert night skies, AlUla sunsets all found in the rich violet ‘Aurora’ and deep ‘Midnight’ blue kit… pic.twitter.com/4ly8RoMDEx
MAAPはオーストラリアのブランドであり、同国のワールドチームと組むのは当然ともいえる。契約は複数年に渡るもよう。
さてそんな2025年のチームジャージの基本色は見てのとおり紫だ。これはサウジアラビアの夜空とオーストラリア名物のオーロラを表した色だ。そして紫の上に施された直線の微妙なボケ具合のグラデーション模様は、風で舞う砂漠の砂や、ロードレースのスピードをモチーフにしたものだ。
MAAPはこのジャージを作るのにチームの協力のもと1年を費やした。デザインはもちろん素材や製法にもこだわったためだ。
そして今回の紫色についてもUCIが来年からグランツールの各賞ジャージと似たデザインを禁止することも踏まえながら、様々な映像などを分析してより目立ちやすい色合いにしたとのこと。計算と工夫に満ちたジャージと言える。
これまでMAAPはワールドチームよりも下位カテゴリーのチームにウェアを供給してきた。そこで経験値を稼ぎ満を持して、同ブランド念願の地元ワールドチームとの契約とワールドツアーデビューとなる。