コルナゴの甥による新バイクブランドACOL爆誕。韓国のカーボンブランドWiaWisと提携
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イタリアの名門バイクブランドにしてタデイ・ポガチャル&UAEが使うColnago。その創始者はエルネスト・コルナゴだが、彼の甥であるアレッサンドロ・コルナゴ(Alessandro Colnago)が2025年に向けて新しいバイクブランドを立ち上げた。それがACOLだ。おそらく、「A」は、”A” lessandro 、そして「Col」は、”Col” nagoという意味のブランド名だろう。
情報源:New Brand ACOL Leans on Colnago DNA and WiaWis Carbon
韓国の有名ブランドWiaWisのカーボンを使用
アーチェリー競技において韓国発の有名ブランドにWin&Winというものが存在する。そこが展開するロードバイクブランドがWiaWis。
WiaWisはグラフェンを使ったカーボン素材を得意にしており、今回のACOLもそのWiaWisのグラフェンが使われたカーボンをフレームに採用している。
フレーム重量686gの「SL」
公式サイトにはスーパーライト(Super Light)の意味を持つ「SL」という名のモデルが掲載されている。次のようなデザインだ。
こちらは純粋なフレーム重量がたったの686g(Mサイズ)という軽さ。言うまでもなくクライマーのためのバイクだ。登りの速さのために不要なものを全て取り除き、軽量さとかっちりとした剛性を完璧に両立させたモデルだと公式サイトで説明されている。
そしてACOLは、そのようなバイクには伝統的な丸い形状のチューブが最適だと考えたので、SLは昔ながら(?)の丸い形状のチューブを組み合わせたフレームになっている。
対応タイヤサイズは700x24~700×32。
BBはpress-fit BB86。
このSLは現時点ではフレームセット販売だけのようだ。価格などは不明。
エアロロード「DIVINUS」
そしてエアロロードバイクがDIVINUSというモデルになる。次のようなバイクだ。
こちらはもはや今ではよくあるエアロロードバイク。ヘッドチューブからトップチューブにかけての造形がちょっと特徴あり?
こちらももちろんUCIルールに適合したものだ。
こちらはトップグレードのDIVINUS XPと通常グレードのDIVINUSの2つで展開される。
フレーム重量は上位モデルのDIVINUS XPで886g(Mサイズ)。DIVINUSで1035g。ディスクブレーキエアロロードバイクとしては重くないと言えるだろう。
対応タイヤサイズはこちらも最大700×32まで。BBはこれもpress-fit BB86。
このDIVINUSは公式サイトのスペック表でUltegra Di2、105 Di2、105の3つのスペック表が掲載されているのでおそらく完成車販売もあるのだろう。他のコンポとの組み合わせは記載されていないので、完成車はShimanoだけなのかもしれない。またDURA-ACEユーザーは本家Colnagoのバイクを買えということだろうか。
こちらのDIVINUSも価格などは不明。スペックなど詳細は上記公式サイトからチェックしてほしい。