レビュー

Rapha




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Arkéa–B&B Hotelsの2026年からのチーム存続の危機的状況は新年があけても変わらず
フランスのワールドチームの1つArkéa–B&B Hotelsは、今年いっぱいでスポンサーとの契約が終わる。
これについて過去記事「Arkéa–B&B Hotelsが存続の危機。2026年以降に消滅の可能性も」でも書いた通りだ。
そして新年があけた今回も、その過去記事でも紹介した内容と同じことを再びチームのジェネラルマネージャー(以下GM)であるEmmanuel Hubertが述べ、2026年からのチーム存続の保証はないという状況に変化がないことをうかがわせる。
Arkéa–B&B Hotelsからは昨年の移籍市場でチームの主力だったクレマン・シャンプッサンやヴィンツェンツォ・アルバネーゼなど複数の選手が他チームへ移籍してしまった。ワールドチームランキングでは降格圏内にあえぐチームにとって大きな痛手である。
彼らの移籍の一部は、契約上のキャンセル条項が根拠になっていたと同GMは語る。契約途中でも予め規定されていた条件を満たすと途中で契約を破棄し、移籍できるという条項だ。
チーム力とUCIポイント稼ぎという点でそんな危機的な状況にある中で、さらに今年いっぱいで上述のようにスポンサー契約が切れるというわけで同GMは二重の苦悩に苛まれている。新スポンサーを見つけなければならない、または今のスポンサーとの契約を更新しなければならないが、それにはProTeamに降格されないだけのポイントが必要だろう。
Emmanuel Hubertはさらに、今後数年の間にフランスのチームは6割ぐらい消滅するのではないかと予想する。
その考えの理由となっているのが、
という点だ。現状のままだとフランスチームにとって不利な状況が続くという認識を持っている。