レビュー
Rapha


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エガン・ベルナルが約1350日ぶりの勝利!2025コロンビア選手権個人TTで優勝。
遡ること3年前の2022年1月、イネオスのエースのエガン・ベルナルはトレーニング中に停車していたバスの後方に突っ込んで選手生命どころかほんの少し運がなければ半身不随となってしまうような大怪我を負った。当時の速報を伝えた記事が次のものだ。
→エガン・ベルナルが大腿骨の骨折か?バスと衝突し病院へ搬送。
ロードレースの選手としては致命的な怪我であり、もうかつての輝きは取り戻せないかとも思われたが、そこから優秀な医療チームとベルナル本人の不撓不屈の魂によりレースに無事復帰を果たした。そして今ではかつてツール・ド・フランスを総合優勝したときのパワーと少なくとも匹敵するパワーで走れるようになっている。
そんなベルナルがコロンビア選手権に参戦し、その個人タイムトライアルで優勝。これは、怪我をした2022年からは3年ぶりの、そして最後の勝利を得た2021年ジロ・デ・イタリアから約1350日ぶりの勝利となった。
Campeón!!!! 🏆🇨🇴⏱️
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) February 6, 2025
Congratulations to @Eganbernal who wins the Colombian National Time Trial title for the second time. @_brandon_2103 joins him on the podium in third! 🥉 pic.twitter.com/DIbLypBs9t
そして過去記事「今年もイネオスはグランツール表彰台を狙うことを明らかに。エースはベルナルとロドリゲス」で書いたように、今年大幅にチーム体制が変わった新生イネオスで総合エースとしてエガン・ベルナルはグランツールを走ることになっている。
今回の久しぶりの勝利でベルナルの気分はとても高揚していることだろう。大きなモチベーションとともにグランツールを走るはずだ。やはりイネオスが強くないとグランツールはどこか物足りない。最強チームそして最強選手の圧倒的支配に屈するだけでなく、それに抗う戦いを期待したい。
順位 | 選手 | チーム | タイム | 平均時速 |
---|---|---|---|---|
1 | Egan Bernal | INEOS Grenadiers | 1位との差 | 49.794 |
2 | Walter Vargas | Team Medellín – EPM | 0:07 | 49.68 |
3 | Brandon Smith Rivera | INEOS Grenadiers | 0:29 | 49.325 |
4 | Rodrigo Contreras | Nu Colombia | 0:35 | 49.229 |
5 | Harold Tejada Canacue | XDS Astana Team | 0:50 | 48.991 |