ログリッチとレッドブルが犯した間違いとは？

昨年のツール・ド・フランスでプリモシュ・ログリッチは落車により大会リタイアを余儀なくされたが、彼とチーム側が今回明らかにしたところでは、どうやらそもそもツール・ド・フランスへの準備段階で失敗があったようだ。

はたして彼らは何を間違えていたのか？

情報源：“Hopefully this year, we won’t repeat the mistakes” – Primoz Roglic admits errors in prep for 2024 Tour de France

ログリッチは取材に対して、昨年のツールに向けた準備ではオーバートレーニングになっていたと明かす。

昨年はツール前に高地トレーニングキャンプとクリテリウム・デュ・ドーフィネの2つをこなすことでツールへの調整としていたが、特にトレーニングキャンプでのやりすぎが失敗だったと語る。具体的には激しい雨の中でトレーニングを続行させたりしたことだ。

チーム側は、そうしたトレーニングにおける「やりすぎ」が、ツールがスタートする時点では肉体的には十分フレッシュでなくともそれなりの状態だったものの、精神的にはへとへとに疲弊していた状態に陥らせていたと話す。

この昨年の失敗についてログリッチは、「何事も終わってからそれについて議論するのは簡単だが、やっているときはなかなかその時点で感情的にも冷静に分析することは難しい。だが、少し距離をおいてから過去を振り返るのも重要」だと話す。

チーム側も高いモチベーションがトレーニングのやりすぎにつながることもあると認識しており、昨年のその失敗を踏まえて今年は精神的にもフレッシュな状態でツールを迎えられるよう調整する方針だ。

🐷は常に低モチベーションなのでやりすぎという失敗の可能性はゼロである。強い。

？？「お前はやらなすぎ！」