レビュー
Rapha



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トム・ピドコックが新型ZIPPホイールをテスト中か。空気圧測定センサー一体型の新ホイール。
さきほど「トム・ピドコックの時計はブライトリングのエンデュランス プロ 44」という記事でトム・ピドコックの機材(?)の1つである時計を紹介したが、次は彼が使うホイールのネタである。先日のオンループ・ヘット・ニュースブラッドでトム・ピドコックは、タイヤ空気圧センサーが一体化されたZIPPホイールを使っていたようだ。
情報源:Why Tom Pidcock’s ‘smart wheels’ might actually catch on
彼が所属するQ36.5はコンポメーカーのSRAMと契約している。そしてそのSRAMの傘下にホイールブランドのZIPP、パワーメータブランドのQuarkがあるわけだが、QuarkはパワーメータだけでなくTyreWizというタイヤ空気圧測定センサーも製造している。このセンサーについては下の公式代理店ページをみてほしい。
日本SRAM代理店Many’s:QUARQ TyreWiz 2.0
このTyreWiz2.0はタイヤのバルブの根本につけるもので、0.1PSIの分解能で±2%の精度を誇るらしい。そしてANT+とBluetoothに対応し、サイコンなどと通信可能で、タイヤ空気圧が目標範囲から外れると警告するというもの。
今回トム・ピドコックが使っているとされているものは、新型のZIPPホイールで、このTyreWizを埋め込むための設計が最初からされている新設計になっているもののようだ。
このZIPPの新型ホイールについては昨年の11月にその特許情報を紹介している。次の過去記事をみてほしい。
→Zippの次世代ホイールは「スマートホイール」?ホイールが自動で空気圧、風向き、ホイールの状態などを測定?
今回のトム・ピドコックの使用は、これがいよいよ実用化・一般販売化される段階だということを意味しているのだろうか。