レビュー


Rapha


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2025ミラノ〜サンレモ後のUAE Team Emirates - XRGのコメント。
昨夜の2025ミラノ〜サンレモは、タデイ・ポガチャルがチプレッサでまさかの攻撃を繰り出し、壮絶なバトルが繰り広げられた。去年もチプレッサでチームトレインによる高速化でライバルの脚を削る作戦を行ったが、今年はチームトレインというよりもチプレッサで勝負を決め独走を決めようとする点で異なっていた。
ポガチャルが今まで多くのレースで常識をぶち壊してきたが、今回のその走りもこれまでのミラノ〜サンレモのセオリーや戦い方を覆すような戦い方で、まさにポガチャルらしい走りだった。
そんなポガチャルのチプレッサでの攻撃について計画どおりだったとUAE Team Emirates – XRGは話す。
昨日はチプレッサに入ったときティム・ウェレンスがプロトン先頭に立ち高速化。しかしその時点ではポガチャルは彼の背中にいたわけではなく先頭から20番目ぐらいだっただろうか。しかもポガチャルの周囲にはUAEのアシストはほぼいなかった。
その時点でみんな今年はちょっと作戦が違うのか?と思ったかもしれない。🐷もそうだ。
だがその後ジョナタン・ナルバエスがポガチャルを引き連れる形で集団先頭に立つと、ナルバエスが全力でポガチャルを牽引し、再び集団の速度をさらにあげる。そしてナルバエスがポガチャルを発射。そこからポガチャルの怒涛の攻撃が始まったわけだ。
この攻撃についてUAEのマネージャー、マウロ・ジャネッティは計画されたものだったとレース後に話す。もともとチプレッサをフルスロットルで行くということが作戦だったとのこと。
ただUAEにとって1つ誤算だったのが、先日のミラノ〜トリノの優勝者で21歳の天才メキシコ人アイザック・デル・トロが集団後方に埋もれてしまい、ポガチャルの発射台が1つ減ってしまったことだった。しかし仮にデル・トロがアシストできていたとしても今回の結末は変わらなかっただろうとも語る。
ジャネッティは、マチューが素晴らしい状態だったこと、そしてガンナがクラシックのキングのような走りをしたことを讃える。もともとミラノ〜サンレモはUAE&ポガチャルにとって勝つのは難しいレースだとわかっているだけに、チームとして全力を出しきったこと、すばらしい走りを見せることができたことはUAEの誇りだと話す。
→ポガチャルがチプレッサでアタック!最後は世界王者経験者3人の戦い!2025ミラノ〜サンレモの感想、結果、ハイライト動画