レビュー
Rapha




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ミラノ〜サンレモでマッズ・ピーダスンに一体何が起こっていたのか?
先週土曜日の2025ミラノ〜サンレモはタデイ・ポガチャルのおかげで史上稀にみる大興奮のレースとなった。スプリンター向けのモニュメントであるにもかかわらずチプレッサから独走しようという狂気、強気、ファン狂喜の攻撃に世界中が沸騰した。
そんな中、ポガチャル、マチュー、ガンナの3人と同じく注目されていたものの勝負に全くからめなかったのがトム・ピドコッックとマッズ・ピーダスン。
このうちピドコックはチプレッサの入口でポジションが悪く、しかも落車に巻き込まれて足止めされてしまいその時点でレース終了。
一方でピーダスンのほうは追走集団に入って7位でフィニッシュしたものの、パリ〜ニースでの輝きは見られなかった。レース後に彼本人の口からそれについてコメントがなく、一体何が彼にあったのかは不明なままだった。
しかしリドル・トレックの監督キム・アンデルセンがデンマークのメディアでなぜピーダスンがミラノ〜サンレモで勝負にからめなかったのかを明らかにした。
同監督によれば公になっていない情報として、実はマッズ・ピーダスンはパリ〜ニース後に体調を崩していたとのこと。そのせいでミラノ〜サンレモ前のトレーニングも理想的なものにならず、結局本番でも本来の走りができなかったということらしい。
レース後にピーダスンが何も言わなかったのは今回の出来にかなりの失望、口惜しさ、悔しさがあったからだろう。
なお今後のピーダスンのレース予定だが、E3、ヘント、ドワルス、ロンド・ファン・フランデレン、パリ〜ルーベ、ジロ・デ・イタリアとなっている。