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2025パリ〜ルーベでマチュー・ファン・デル・プールにボトルを投げつけた観客について、マチューは法的措置を取ることを明言
昨夜開催された2025パリ〜ルーベは、石畳でのレース能力が未知数で初出場のタデイ・ポガチャルとパリ〜ルーベの支配者マチュー・ファン・デル・プールの一騎打ちの死闘となった。
戦前からポガチャルがマチュー最大のライバルと考えられていたわけだが、改めて考えてみると、高度に分業化が進んだ現代ロードレースにおいて、ツール・ド・フランス総合優勝者がパリ〜ルーベという地獄でクラシックスペシャリストと二強扱いという現実は本当に意味がわからない。
さてそんな二人の死闘で世界が大興奮となった1日だったが、1つ残念なシーンがあった。それは観客が終盤に独走するマチューに対してボトルを投げつけたことだ。次の映像を見てほしい。
UNACCEPTABLE 😡 pic.twitter.com/GsZ9fF9qc7
— Intermarché-Wanty (@IntermarcheW) April 13, 2025
昨夜の2025パリ〜ルーベの感想記事でも書いたが、同じようなマチューへの妨害行為は昨年もあり、昨年は後輪へ帽子が投げられたのだった。
だが今年はボトルという硬い物体であり、しかも映像ではマチューの顔にヒットしたように思われ、明らかに昨年度よりも危険度が高い。もはや妨害よりも刑法的な暴行と言えるだろう。
この件について、マチュー・ファン・デル・プールは法的アクションを取ると明言した。
マチューのレース後のコメントでは、あのボトルは空ではなく液体がいっぱい入っていたもので、もしあれが鼻にでもあたっていれば鼻を骨折していただろうのこと。たとえ500gほどの重量であっても時速50kmで走行していたマチューにあたればその衝撃はとても大きなものとなっていただろう。
マチューはビールなどをぶっかけられることがあるが、それと比べて今回の件も容認できないという点では同じだが、そうした液体をかける行為とは全く異なる次元であり、法的措置を取らなければならないレベルだと主張する。
今後警察などもボトルを投げた観客の特定に動くだろう。