レビュー

Rapha







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アレクサンダー・クリストフは最後のパリ〜ルーベで脳震盪、そしてリタイアで終える。
Uno-Xで走る37歳のベテランスプリンター、アレクサンダー・クリストフ。今年限りでの明言しているわけではないが、今年のパリ〜ルーベはおそらく最後のパリ〜ルーベに、そして最後のモニュメント(残りのモニュメントは全部スプリンターには無理)になったと思われる。そんな彼にとって現役最後の北の地獄は、レース前半の落車によるDNFという残念な結果に終わった。
レース前半部分での落車で彼は頭から路上に叩きつけられた。その結果軽い脳震盪となった可能性があったようで、立ち上がりバイクにまたがったものの、頭が一時的にうまく働かず進行方向とは逆方向に走り出してしまったとのこと。後続の集団が自分に向かって走ってきたのを見て自分が逆走したことに気づいたようだ。
その後しばらく走り続けたのだが結局次の補給区間でバイクを降りた。膝に怪我を負い脚に十分な力が入らなかったこと、そしてプロトンからかなり遅れてしまっていたことが彼にレース撤退を決断させた。
レース後本人は次のように語る。
“It was probably my last Monument and therefore also my last Roubaix. It’s a shame to finish the race in the car. Will I continue for another year? I don’t really feel like riding here again,”
訳「たぶん最後のモニュメントで最後のパリ〜ルーベやったんやけど、残念なことにリタイアやね。もう1年?そんな気持ちはあらへんなー」