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2025 パリ〜ルーベ

マチューとポガチャルの差とは?ポガチャルがパリ〜ルーベで勝つために必要なものとは?

タデイ・ポガチャルがパリ〜ルーベで勝つために必要なものとは?

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今年の2025パリ〜ルーベで「最凶レース」に初参戦したタデイ・ポガチャル。石畳の支配者マチュー・ファン・デル・プールとの一騎打ちの激闘に結果的には自滅の形で敗れたわけだが、世界の記憶に、そしてロードレースの歴史に鮮烈な印象を与えた。2位という結果も結局はポガチャルがどれだけ異常な存在なのかを世界に再確認させただけだった。

そんなポガチャルは来年のパリ〜ルーベにも出場する気満々とも考えられる様子だが、ドイツ人の元プロ選手でかつてファビアン・カンチェラーラやシュレック胸筋兄弟(兄妹)ともチームメイトだったプロトン随一のおしゃべりおじさんイェンス・フォイクトは、ポガチャルにはパリ〜ルーベで優勝するために欠けているものがあると話す。それは何か?

情報源:“You need a team that can do a lot of the groundwork – that was missing” – Jens Voigt sees clear reason for Tadej Pogacar’s Paris-Roubaix disappointment

フォイクトおじさん曰く、「優勝したマチュー・ファン・デル・プールとの差はチーム力」。

確かにマチューの強さはものすごいものがあったがそれでもフォイクトは、それはポガチャルとの決定的な差ではなく、力強く地道なアシストをしてくれるチームメイトの数がパリ〜ルーベでの両者の決定的な差であると話す。パリ〜ルーベは個人の圧倒的な力だけで勝ちきれるレースではないと考えているからだ。

言うまでもなくグランツールやクライマー系モニュメントではUAEは最強のチーム力を誇る。しかしパリ〜ルーベではアルペシン・ドゥクーニンクこそがチーム力で最強であるとフォイクトは考えている。

もしUAE側がフォイクトと同じ考えならば、今年の移籍市場ではパリ〜ルーベに向けた補強を行う可能性がある。もちろんポガチャルの本気度次第だが。そして仮にそうした補強と考えられるような選手を獲得したことが明らかになれば、やはり来年度もポガチャルがパリ〜ルーベに本気で勝ちに来るということが予測できるだろう。


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