今年限りでクリテリウム・デュ・ドーフィネが消滅。2026年から大会名称変更で「Tour Auvergne Rhône-Alpes」へ。

先日タデイ・ポガチャルの総合優勝で幕を閉じたばかりのクリテリウム・デュ・ドーフィネだが、2026年ワールドツアーからその大会名称が消滅し、新しい大会名として「Tour Auvergne Rhône-Alpes（オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ）」という大会名になる。

すでに大会公式のSNSなどは新名称での運営がスタートしている。

今年のドーフィネは第77回大会で、キリがいいゾロ目（？）でドーフィネという名称は終わり、今後は上述のようにオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ（Tour Auvergne Rhône-Alpes）となる。

先日紹介した2026年のUCIワールドツアーカレンダーだがその時点ではまだUCIからの情報でもクリテリウム・デュ・ドーフィネという名称のままだった。

→2026 UCI ワールドツアーカレンダーが発表（新名称も併記して更新ずみ）

旧名称クリテリウム・デュ・ドーフィネはもともとクリテリウム・デュ・ドーフィネ・リベレという大会名だった。それはドーフィネ地方のローカルメディアのドーフィネ・リベレ新聞社が主催していたからだ。だが2010年からツール・ド・フランス主催者ASOが大会の開催権を取得して今に至る。

その主催者だった新聞社の名前が主役だったレース名は今年限りとなり、来年からその地方の名称であるオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ（Tour Auvergne Rhône-Alpes）を主役に押し出した名称へと変わるわけだ。

同地方は今大会で引退したロマン・バルデ、ジュリアン・アラフィリップ、レミ・カヴァニャといった有名選手を輩出している。

今回の大会名称変更により大会カラーも変更となる。総合リーダージャージはこれまでツール・ド・フランスと同じマイヨジョーヌカラーだったわけだがそれもカラーとデザインが変わるだろう。