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Ineosがフランス王者ドリアン・ゴドンと契約か?

イネオスが、2025仏王者のドリアン・ゴドンと契約か?

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今年の2025年フランス選手権ロードレースで優勝し、キャリア初のフランスチャンピオンに輝いたDecathlon AG2R La Mondialeのドリアン・ゴドン。

関連記事:2025年度の主要国のロードレース王者と個人TT王者まとめ

その彼をINEOS Grenadiersが手に入れようとしているようだ。

情報源:INEOS Grenadiers make a bid to sign yet another French classics rider

ドリアン・ゴドンはイネオスへ?

INEOS Grenadiersは今年からチーム体制が大きく変わり、チームの戦略そのものも大きく変わった。これまでグランツール総合成績に偏重していた方針から、「全てのレース」で勝つという方針に変わった。

関連記事:アクセル・ローランスが語るイネオスの変化。「イネオスはもはや総合成績だけに注力しているわけではない」

新世代のスーパースターたちが台頭してきたことで、たとえグランツールに力を入れてもINEOS Grenadiersのグランツール制覇はもはや事実上不可能になっている現実があり、予算が潤沢といえどチーム存続とメディアへの露出効果などを考えれば生存戦略として全レースで積極的にしかけていくのは当然の方針と言えるだろうか。

もちろんグランツールで勝てる才能を手に入れるようとするのも続けているわけだが、それ以外にもより多くのレースで勝てる選手を集めようとしている。そのうちの一人が、現在Decathlon AG2R La Mondialeで走るドリアン・ゴドンのようだ。

ドリアン・ゴドンはグランツールはもちろん、アップダウンだらけのワンデイレース、例えばアルデンヌ・クラシックなどもいけて、またグラベルレースも得意としている。

そうした脚質は、昨年からイネオスで走っているアクセル・ローランス(元Alpecin-Deceuninck)と同じであり、仮にドリアンの移籍が叶えばアップダウンの多いワンデイレースや、1週間程度のステージレースでの勝利できる確率が増えると思われる。

なお今年のイネオスの移籍契約という点では、エースプリターとしてサム・ウェルスフォードの獲得(参考:イネオスがカレブ・ユアンの代わりにサム・ウェルスフォードと契約か?)が噂されている。


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