SoudalｰQuickStepがステフ・クラスとファビオ・ファン・デン・ボッシュとの契約を発表

レムコ・エヴェネプールがいなくなるSoudalｰQuickStepが来年度の新戦力として、Total Direct Energieで走るステフ・クラスとAlpecin-Deceuninckで走るファビオ・ファン・デン・ボッシュを獲得したことを発表した。

契約期間は両者とも2年で2027年まで。

ステフ・クラスは29歳のベルギー人クライマーだ。2018年に当時のワールドチームだったKatusha-Alpecinでプロデビュー。その後2020年にLotto Soudalへ。そして2023年からTotal Direct Energieで走ってきた。

これまでグランツールはツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャに4回ずつ出場。今年のツール・ド・フランスにも出場していたが残念ながら第14ステージでDNF。

ファビオ・ファン・デン・ボッシュもベルギー人でこちらはまだ24歳。アップダウンのあるクラシックを得意とする選手だ。2020年に当時のSport Vlaanderen – Baloiseでプロデビュー。そして2022年からAlpecin-Deceuninckで走ってきた。

これまでグランツールはジロ・デ・イタリアに2回出場し、今年もジロ・デ・イタリアを完走している。

レムコがいなくなるSoudalｰQuickStepは来年はクラシックやワンデイレースに再び力を入れざるを得ない。しかし一方でステージレースでもステージ優勝を積極的に狙う方針でもあり、グランツールを走れるステフ・クラスとクラシックで強いファビオ・ファン・デン・ボッシュの獲得はまさにそうしたチームの方針を表すものだろう。