ピドコック本気の総合狙いへ。Visma、Red Bull（選手変更）、Q36.5のブエルタ・ア・エスパーニャ出場選手

今大会の無敵艦隊。ヴィンゲゴーで圧勝か。Team Visma | Lease a Bike

1. Jonas Vingegaard
2. Sepp Kuss
3. Matteo Jorgenson
4. Wilco Kelderman
5. Dylan van Baarle
6. Victor Campenaerts
7. Ben Tulett
8. Axel Zingle

言うまでもなくヨナス・ヴィンゲゴーがエース。はっきりいって今大会のブエルタでヴィンゲゴーのライバルとなれる選手はいない。普通に考えれば、昨年タデイ・ポガチャルがジロ・デ・イタリアを蹂躙したように、このブエルタはヴィンゲゴー圧勝で終わりそうな気がする。

そうなると大会として興が削がれるため、他の選手のサプライズ的な頑張りに期待したい。

Red Bull-BORA-hansgroheは最初の発表から選手変更。ヒンドレーの総合成績と同時にステージ優勝も狙う

1. Jai Hindley
2. Giulio Pellizzari
3. Giovanni Aleotti
4. Nico Denz
5. Finn Fisher-Black
6. Matteo Sobrero
7. Ben Zwiehoff（Jonas Kochが直前で病気になったため変更 ）
8. Tim van Dijke

ブエルタを4度制したプリモシュ・ログリッチを欠くRed Bull-BORA-hansgroheは今回はジャイ・ヒンドレーがエースとなる。

ジャイ・ヒンドレーの今シーズンは春まではボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナで総合9位、ティレーノ～アドリアティコで総合5位、ツアー・オブ・ジ・アルプス総合8位と堅調な走りを見せていた。

しかしその後のジロ・デ・イタリア第6ステージで落車しDNFとなっていた。

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ツール・ド・フランスには出場せず夏の間はこのブエルタへの準備に専念してきた。

上のチーム編成を見てわかるかもしれないが、チームとしてはヒンドレーの総合成績を狙うのと同時に一部のステージではステージ優勝も積極的に狙うようだ。そのための今回の布陣となっている。

Q36.5 Pro Cycling Teamは、ピドコックがキャリア初の総合争いへ

1. Tom Pidcock
2. Xabier Mikel Azparren
3. David González
4. Fabio Christen
5. Marcel Camprubí
6. Damien Howson
7. Nicolas Zukowsky
8. David de la Cruz

この今年のブエルタでトム・ピドコックはついに初めてグランツールで総合成績をガチで狙う。チーム側は今年のブエルタは彼に完璧にフィットしたコースだと語る。

またそんなピドコックの総合争いにとって最大の鍵となるアシストがダビ・デ・ラ・クルスだろう。彼自身11回目のブエルタ出場であり、ブエルタを知り尽くした男と言えるかもしれない。