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2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ

ダヴィ・ゴデュがマイヨ・ロホ!直前に急遽参戦のベン・ターナーがステージ優勝!2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージの結果、レビュー、ハイライト

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージはダヴィ・ゴデュがマイヨ・ロホ!直前に急遽参戦のベン・ターナーがステージ優勝!その結果、レビュー、ハイライト

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第4ステージのコース

今日のコースプレビューと優勝予想は「今夜の2025ブエルタ第4ステージのコースプレビューと優勝予想」で。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージのコースプロフィール

レース展開ハイライトとレビュー

残り47kmで逃げ吸収

今日はスタート直後の逃げにEF Education-EasyPostのショーン・クイン(Sean Quinn)やSoudalーQuickStepのルイス・フェルファーク(Louis Vervaeke)など5名が入る。ただこの5人は残り90kmあたりで完全に吸収されてしまう。

その後残り82kmになってBurgos-BHのシヌヘ・フェルナンデス(Sinuhé Fernandez)がレースを動かそうとしたのか飛び出すが、これに追随する選手がおらず単独での走行となってしまう。

ただこのシヌヘも残り47kmで吸収される。

ダヴィ・ゴデュが中間スプリント!?

シヌヘ・フェルナンデスを吸収したプロトンはそこから中間スプリントに突入。ここで昨日の第3ステージ優勝者ダヴィ・ゴデュが参加する雰囲気。

これはポイント賞争いで現在ダヴィ・ゴデュが3位についていることが理由だ。その1位はヨナス・ヴィンゲゴーだが、ヴィンゲゴーは総合リーダーでもあるのでマイヨ・ロホを着ている。そこでポイント賞ジャージは2位のジュリオ・チッコーネが着用。

そのチッコーネとゴデュの差が2ポイントしかないので、中間スプリントポイントを取れれば逆転で少なくともこの時点では2位になれる可能性があったからだ。

だがこのようにマッズ・ピーダスンがしっかりと1位通過。そして同じくLidl-Trekの4位にジュリオ・チッコーネ。

この中間スプリントを通過してすぐに残り31kmあたりで、少し落ち着いたような雰囲気のプロトンからDecathlon AG2R La MondialeのTTスペシャリスト、ブルーノ・アルミライル(Bruno Armirail)が単独で飛び出す。

しかしこのアルミライルの動きも大きな影響を与えることができず、残り15kmでプロトンに吸収。

このあと残り10kmあたりの町中の狭くなるところで集団落車が発生する。

この中でおそらく一番つらそうだったのがIsrael-PremierTechのエースナンバーのジョージ・ベネット(George Bennett)。だが無事に?レース復帰していく。

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最後は右に左に危ない登りスプリント!

今日は5kmルールが適用されているため、総合勢は基本的に残り5kmまで危機回避のためガチ踏みで、それ以降は後方に下がっていくのが普通。

だが最後が登りスプリントになるコースのため第3ステージのようにヨナス・ヴィンゲゴーも最後まで参戦するかもしれない・・・と思ってたりもしたが、やはりヴィンゲゴーは安全策をとったようで後方にさがっていった。

そしてこのラスト5kmのコース設定がヤバかった。ラウンドアバウト、中央分離帯、いきなり狭くなる道、スピードバンプなどが次々と登場。さらにゴール前は右に左にコーナーが連続という危険度MAX。いつ集団落車が起こってもおかしくないようなコースで見ている側はハラハラ。実際に起こりかけた瞬間もあった。

ひょっとしたらTeam Visma | Lease a Bikeはこの危険性がわかっていたから無理しなかったのかもしれない。まだ大会4日目、わざわざ危険に見を晒す必要はない。

そんな危険なコースを抜けなんとか集団は無事にゴール前登りスプリントへ。斜度は4%ほど?

最終コーナーを抜けてAlpecin-Deceuninckが先頭!フィリプセンが2番手で発射を待つ!

その後方からベン・ターナーが加速!Alpecin-Deceuninckの前に出る!

ベン・ターナー「うおおおおお!!!」

ベン・ターナーだああああああああああああ!26歳のイギリス人がグランツール初勝利!そしてゴール後に号泣!

このベン・ターナーはブエルタ・ア・エスパーニャ前のステージレース、ツール・ド・ポローニュでポイント賞を獲得し、続いてベルギーのレネウィ・ツアーに参加していた。しかし本来このブエルタに出場するはずだったルーカス・ハミルトンが直前になって体調不良に。

そこで急遽参戦していたレネウィ・ツアー第3ステージをDNSしてイタリアへ飛び、このブエルタに緊急参戦という選手だ。いわば代役(もちろん調子は良いから選ばれた)だった彼がINEOS Grenadiersに今大会初勝利をもたらした。これはチームにとっても本人にとっても相当のサプライズだったのではないか。

関連記事:【ドタバタ劇】ブエルタスタート直前にINEOS GrenadiersとBahrain Victoriousが出場選手を変更へ

そして中間スプリントにも参加したダヴィ・ゴデュが、この危険すぎるフィニッシュ前を乗り越えてスラストプリントまでしっかりと参加していた。ヴィンゲゴーが上述のようにフィニッシュ前5kmでプロトン後方にさがったため、スプリンターに混じったダヴィ・ゴデュが総合1位に!

マイヨ・ロホ着用者となったダヴィ・ゴデュだが、明日の第5ステージはチームTT。距離は約24kmで、ほぼ平坦。

ゴデュ本人はさほどTTが強いわけではないが、チームにはTTスペシャリストが2名いる。レミ・カヴァニャとシュテファン・キュングだ。この2名が爆走し、ゴデュが彼らについていけば、Team Visma | Lease a BikeやLidl-Trekよりも良いタイムを叩き出せるかもしれない。そうなればマイヨ・ロホのキープも見えてくる。明日のチームTTはGroupamaーFDJに注目だ。

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

順位選手チームタイム差
1Ben TurnerINEOS Grenadiers1位との差
2Jasper PhilipsenAlpecin – Deceuninck,,
3Edward PlanckaertAlpecin – Deceuninck,,
4Ethan VernonIsrael – Premier Tech,,
5Jenthe BiermansArkéa – B&B Hotels,,
6Mads PedersenLidl – Trek,,
7Fabio ChristenQ36.5 Pro Cycling Team,,
8Orluis AularMovistar Team,,
9Guillermo Thomas SilvaCaja Rural – Seguros RGA,,
10Nicolò BurattiBahrain – Victorious,,

総合トップ10

順位選手チームタイム差
1David GauduGroupama – FDJ1位との差
2Jonas VingegaardTeam Visma | Lease a Bike,,
3Giulio CicconeLidl – Trek0:08
4Egan BernalINEOS Grenadiers0:14
5Thomas PidcockQ36.5 Pro Cycling Team0:16
6Jai HindleyRed Bull – BORA – hansgrohe,,
7Santiago BuitragoBahrain – Victorious,,
8Matteo JorgensonTeam Visma | Lease a Bike,,
9Sepp KussTeam Visma | Lease a Bike,,
10Juan AyusoUAE Team Emirates – XRG,,

各賞1位

総合1位David Gaudu(Groupama ー FDJ)
ポイント賞1位Mads Pedersen(Lidl – Trek)
山岳賞1位Joel Nicolau(Caja Rural – Seguros RGA )
新人賞1位Juan Ayuso(UAE Team Emirates – XRG)


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piginwired
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2 comentarii

  1. 緊急招集でステージ優勝を射止めてしまうとは!

    こりゃびっくりしちゃってベン◯ターナー!(コラッ

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