レビュー



Rapha











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今夜の2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージのコースプレビューと優勝予想
今夜は今大会最初の山岳ステージで、その舞台はピレネー山脈。そのコースプロフィールがこちら。

走行距離170.3 km、1日の獲得標高は3475 mとなっている。そして残り35km地点からロードレースファンにはおなじみのアンドラ公国に入る。
スタート直後にいきなり3級の登り。下ってからまたすぐに今度は1級山岳。この中盤の1級山岳Collada de Tosesのプロフィールがこちら。

登坂距離24.3km、平均斜度3.5%、最大斜度7%。斜度は普通だがとにかく登りが長い。グランツールの中でも屈指の登りの長さと言える。
ただもちろんこの登りで勝負が決するわけではない。あくまで中盤。総合系チームもここではさほどペースアップはしないのではないか。
問題はやはり最後の2級山岳と1級山岳のコンビだろう。
その2級山岳Alto de la Comellaのコースプロフィールがこちら。

距離は4.2kmで短めの2級山岳らしく斜度にパンチの効いた登りとなっている。登りの序盤と終盤に最大斜度12%の区間が登場。そして平均斜度も8%ときつい。
ただここでも決定的な動きはでないか。
そしてフィニッシュの舞台1級山岳Palのコースプロフィールがこちら。

そして1級山岳Palは距離9.6kmとなっていて、直前の2級山岳Alto de la Comellaの倍。そのAlto de la Comellaと比べると平均斜度は6.3%とやや緩いがそれでもきつい。そして10%超えの区間が5つ。フィニッシュ手前は11%。
ステージ優勝位争いも総合タイム争いもこの1級山岳で決まるだろう。
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージではベン・オコナーがまさかの大逃げを成功させ、2位とは4分以上の差をつけてステージ優勝。プリモシュ・ログリッチからマイヨ・ロホを奪い、そこからオコナーのリーダージャージ生活が大会終盤まで続き世界を興奮させた。そのときのレビュー記事がこちら。
ログリッチがマイヨ・ロホを失う!2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージの結果とハイライト動画
そして今日のこの第6ステージもスタート直後に逃げが決まりやすいと思われる。しかもわりと大きな逃げができそうな気がする。ただ翌第7ステージも山岳ステージでこの日よりやや厳しいコース設定なので、第7ステージの方を狙う選手も多いかもしれない。
マイヨ・ロホのヨナス・ヴィンゲゴーを擁するTeam Visma | Lease a Bikeはまだ大会序盤であり、いつでもマイヨ・ロホを他チームに譲っても良いと考えているかもしれない。UAE Team Emirates – XRG、Red Bull-BORA-hansgrohe、Q36.5、INEOS Grenadiersなど強力なライバル以外なら基本放置という作戦で走るかも。ただLidl-Trekのジュリオ・チッコーネの逃げは許されないはず。
そうなれば上述の2024ブエルタのオコナーのように伏兵が1位となり、大会がかなりスリリングなものになっておもしろくなる。個人的には今年もそんな展開を期待したい。
というわけで今日は逃げ切りが決まって、逃げの中から優勝者が出ると予想。逃げのメンツとしては、EF Education-EasyPostのショーン・クイン、SoudalーQuickStepの弟パントルとミケル・ランダ、Lidl-Trekのカルロス・ベローナ、Arkéa–B&B Hotelsのクリスティアン・ロドリゲス 、Decathlon AG2R La Mondialeのフェリックス・ガルなど逃げが予想される。
優勝は弟パントルことヴァランタン・パレパントル!(すでにブエルタからリタイアしていた・・・)かわりにEFのジェームズ・ショー(James Shaw)!
残念ながら弟パントルは第4ステージで…
チームTTで予定通り(?)たっぷり遅れたアスタナ勢の誰かが逃げ切りそうな気がするので、フォルトゥナートで。
弟パントルさん・・・(´・ω・`)ショボーン
フォルトゥナート忘れてた!これはきますよ!