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フアン・アユソーがブエルタ・ア・エスパーニャから途中リタイアはしないと明言
ブエルタ第1休息日に、UAE Team Emirates – XRGから明らかになされた、契約途中でのフアン・アユソーの移籍。本人は、「いや、文書にはしてないけど、それは言わない約束だったやろ」とチーム側を批判していたものの、チーム側は「いやそんな約束はしてない」と彼の言い分を否定し、その点でも両者に溝ができていた。
だがそんな状況でも昨日の第10ステージで、エースのジョアン・アルメイダのために最後の1級山岳でアユソーは全力でアシスト。ミッケル・ビョーグと交代してからはゆっくりとゴールしていた。
そんなアユソーに対してメディアはレース後に「ブエルタを途中でリタイアしようと思っていたか?」とダイレクトに質問。それに対してアユソーは「いや、そんなことはこれまで考えたことない」と答え、ブエルタからの途中リタイアという選択肢は最初からなかったことを明らかにした。
アユソーは、そうした途中リタイアどうこうの話はメディアが勝手に創作したものだと断じ、第9ステージでジョアン・アルメイダを登りでアシストしなかったのは、単に調子が悪かったからだと述べた。
この第2週は山岳ステージで満たされているが、このコメントからすれば今後もアユソーは体調が良ければアルメイダのアシストを積極的にこなしていくだろう。
アユソーはブエルタでの総合争いに参加するかどうかという点では、最初からそれには参加しない方針を語っていた。第5ステージのチームTTで優勝したときはアルメイダとともにヴィンゲゴーに8秒差の総合3位となっていたが、それ以降は大きく遅れ、もはや総合争いからは完全に脱落している。
このブエルタでは総合成績を狙わないという方針については、ブエルタ前からずっと裏で進んでいたUAEから契約途中で脱退するという事情がその方針に影響したとEurosportに語る。移籍の可能性についてメディアで報道されるようになると様々な騒音が彼を取り囲んだ。
しかし全てが明らかとなった今は、そうした騒音も沈静化。今はレースに集中できるようになって幸せだと語り、今後もチームのためにアシストに注力すると話す。